霊気療法のブログ

霊気療法のブログ

霊気について、いろいろな事を書いて行きたいと思っています。

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2年前にパソコンが故障し、多くのプロバイダーのIDやパスワードが失われてしまいました。
このブログは、今日、やっとIDとパスワードを復活させることに成功しました。
ほとんど諦めかけていましたが、根気よく探してみるものですね。
営業内容の一部変更に伴い、しばらくお休みさせていただきましたが、漸く営業を再開いたします。
先日、私の遠い親戚に十数年ぶりに、会う機会があった。

世間話の中で彼は言った「このところ、駅の階段を登るだけでも、息が切れるし、しんどくてね。心臓が弱ってるのかな?」
私は霊気治療について彼には何も言わなかったが、自分の心の中で、自問してみた。「私は彼を健康にできるだろうか?」
霊気ヒーラーなら誰でも治療はできると考えるかもしれない。
しかし・・・

彼は若いころよりも、かなり太っている。食べるのがとても好きらしい。間食も多い。お酒もたくさん飲む。運動が嫌いなどころか、休みの時は家でごろごろしている。会社は近いので、あまり歩かない。
霊気治療で、彼の息切れを治す事が出来るだろうか、真剣に考えてみた。

まず、肥満を解消できるのか?
霊気によって新陳代謝を上げられるので、治療仲に脂肪の燃焼量は増えるかもしれない。しかし、1時間でも体重計では測定できない程度だ。治療が終われば、また大食。
では、霊気によって意識改革をして、大食癖を直せばよいのか?
いやいや、本人が大好きな食べる事に対する意識を変えるのはとても難しいだろう。そもそも本人が望まないのは明らかだ。

肥満でも、心肺機能を高めれば、階段が楽に登れるようになるだろうか?
いいや、これも不可能だ。霊気は内臓の機能を正常に戻す事はできる。しかし、若いころから運動が嫌いだった彼の心肺機能は、基本的に低い。
どんなに霊気を使っても、寝ているだけの人間の体を、アスリートのように強靭にする事なんて、出来るわけがない。
つまり、霊気で筋肉が増強されないように、内臓の働きもどんどん強化されるわけではない。霊気ができるのは、その本人の持っている潜在的な能力を発揮させたり、本来持っている自然治癒能力を発揮させたりすることだ。潜在的な力も弱ければ、それ以上の事は起こらない。

霊気でどんな不調も不都合も改善されると望むのは、幻想にすぎないのだろう。
永遠に命をつなぎとめる事ができないように。
長い事、ブログを書いていませんでした。
理由は簡単です。霊気治療や伝授などでの経験は、個人情報になるのでブログには書かない事にしています。すると、なかなかブログの記事になりそうな事が無くなってしまいました。

そんな中、今日は東洋医学についてコメントしたいと思っています。
何度かブログに書きましたが、私は中国人の気功術の先生に、気功と東洋医学(中医学)を習っております。これがなかなか役に立つのです。
霊気療法家は、医者ではありませんから、病気の診断をしてはいけません。そんな理由からでしょうか。霊気療法を行っている方で、病気とその症状を詳しく学んでいる方が少ないように思われます。
どこか痛みのあるところに手をあてて霊気ヒーリングを行うのが一般的ではないでしょうか。
しかし、体調の不良は、その場所に直接現れるとは限らないのです。その一つの例をご紹介して、東洋医学の知識が霊気治療にも役に立つ事を知ってもらいたいと思います。

先日の霊気練習会に初めて参加された、Mさん。
最近の体調で、胃の調子が良くないし、婦人科系も気になるとの事。しかしまた、わき腹に痛みを感じるので、それも気になると。
これらの症状は東洋医学では、ちゃんとつながっているのです。
それを説明しますと、参加者全員が驚きと納得で、感動さえする方もおりました。

あえてここでは詳しい説明は書きません。お知りになりたい方は、東洋医学の入門書でも読まれれば、分かると思います。

つまり、これらのつながりが理解できれば、霊気でどこを重点に治療すれば良いかも分かりますね。

霊気の創始者の臼井先生も、医学等にも深い知識があったようですから、霊気療法家としては、これらの知識も役に立てたいものです。

霊気とはキリストそのもの

霊気とは何か?これは、霊気の語源についてではなく、霊気そのものはどのようなものなのかとの問いです。
土井裕氏著「癒しの現代霊気法」によれば、臼井先生は次のように説明しました。
1)全ての存在の根源
2)高次元の存在から発せられる
3)純粋な光
4)愛の波動
霊気には、以上4つの説明がなされています。一つ一つを理解するのは、それほど難しい概念ではありません。
しかし、問題はこれら4つの側面を持つものとは、いったいどんなものなのでしょうか。
まず、言葉どおりに解釈をするならば、「宇宙の創造者」みたいな存在がいて、そこから発せられる、何かのエネルギーがあり、その宇宙エネルギーが、全ての「物質や生命の根源」になっていて、それは、エネルギーとしての「光」であったり、エネルギーでも物質でもない「愛」でもある。
こんなところでしょうか。

ここで私が注目したいのは、このような概念が聖書に記載されている事実です。
では、その個所をいくつか抜粋しましょう。


ヨハネによる福音書/ 01章 01節―04節
初めに言(ロゴス)があった。言は神と共にあった。言は神であった。 この言は、初めに神と共にあった。
万物は言によって成った。成ったもので、言によらずに成ったものは何一つなかった。
言の内に命があった。命は人間を照らす光であった。

聖書における神は、日本の神々とは異なり宇宙の創造主であり、絶対唯一の存在で、人知を超えた超越者、高次元の存在と考えられています。
高次元の存在である神と共にあり、万物を創造したのが日本語では「言」と翻訳されている「ロゴス」です。「ロゴス」はギリシャ語で、ここでは古代のギリシャ哲学で使われた一つの概念として、考えられています。
その「言」「ロゴス」は命の源でもあり、また、光でもあったと書かれているわけです。
聖書における「ロゴス」は霊気の説明における1,2,3と共通している事が確認できます。

次に、「愛」についてです。
ヨハネの手紙一/ 04章 07節―10節
愛する者たち、互いに愛し合いましょう。愛は神から出るもので、愛する者は皆、神から生まれ、神を知っているからです。愛することのない者は神を知りません。神は愛だからです。
神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました。
わたしたちが神を愛したのではなく、神がわたしたちを愛して、わたしたちの罪を償ういけにえとして、御子をお遣わしになりました。ここに愛があります。

宇宙の創造主であり、高次元の存在である神ですが、それは「愛」だと書かれています。聖書に書かれている「神」の実態と言うか本質は、実に「愛」なのですね。
その神の愛が具現化したのが、「独り子、御子、がこの世に遣わされ」て罪を償い、私たちが生きるようになる事です。
さて、神は愛ですから、さきほどの「ロゴス」も神と共にあり、神でもあるので、「ロゴス」も「愛」ですね。
これで、「ロゴス」は霊気の4つの説明とまったく一致する概念となりました。
次に、「ロゴス」と「独り子、御子」との関係です。

ヨハネによる福音書/ 01章 14節
言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。わたしたちはその栄光を見た。それは父の独り子としての栄光であって、恵みと真理とに満ちていた。
17:ヨハネによる福音書/ 01章 17節
恵みと真理はイエス・キリストを通して現れたからである。

神のエネルギーである「ロゴス」が肉体を得て、私たちの地上に来ました。それをまず、「独り子」と表現しています。
そしてその「独り子」とは「イエス・キリスト」だと言うのです。
つまり、聖書によれば、キリストは次のように説明できるわけです。
1)全ての存在の根源である。
2)高次元の存在としての神から遣わされた。
3)人間を照らす光である。
4)神の愛の具現化である。

キリストは十字架の死後、復活したと言われています。それはつまり霊体として、地上の全てのものに関わりを持ち、光を与え愛を注いでいると、弟子たちが霊的な体験を通して表現した出来事でした
もう少し具体的に霊気との共通点を述べておくならば、キリストは手を触れることで、多くの病人や精神病患者を治療しました。その能力、そのキリストのエネルギーは弟子たちにも受け継がれ、弟子たちも多くの奇跡的な治療を行いました。
霊気療法とは、キリストの癒しの業そのものであり、キリストを霊的な存在として考えるならば、霊気療法はキリストそのものと言う事ができるでしょう。


なお、数年前に書いた「霊気の語源を発見! 」や「臼井式霊気療法の古代の源流(レイキヒーリングのルーツ)その1 」などと合わせて読んでいただけると、なお一層理解が深まります。