神社にある小石や、落ちている葉っぱなど、境内にあるものを、勝手に持ち帰ってはいけないことは、皆さん、ご存知だと思います。
神域にあるものですから、山や野原にあるものとは違うわけですね。
知らずに持ち帰ったとしても、バチは当たりませんが、厳しい眷属がいたら「コラー!」と叱られます。
ただし、子どもが無邪気にどんぐりを拾うくらいは許してもらえます。
さて、ここで、向こうから「どうぞ」と言ってくれた場合はどうなのか、と言いますと……
これは逆に、非常にありがたいことです。
たとえば、ですが、
境内に咲いていた花の種が取れたので、「よかったらどうぞ」と授与所で言われたとか、
剪定した際に切った枝や葉っぱが「ご自由にお持ち下さい」と書かれたカゴに入っていたとか、
そのような場合は、遠慮なくいただくことをおすすめします。
これは、神様が神社を通して、波動がこもったものを「持って帰りなさい」と言ってくれているからです。
神様の波動入りのものを、しばらく家に置いておいたほうがいい、という理由で「持って帰りなさい」と与えてくれることもありますが、
単純に歓迎のサインとして、くれることもあります。
歓迎のサインの場合は、運気がアップする「気」が入っているのかもしれません。
自分でおふだを買い、家に神様の波動を置く……という、自分のほうから波動をいただくのとは違って、
神様のほうから波動をくれるわけですから、言ってみれば、神様がおふだをくれるようなものです。
ありがたくいただいて、家に置くといいです。
効果が持続する期間は、神様がどれくらいの波動を入れたのかによりますが、半年~1年はもつと思います。
もしも、1週間で枯れてしまったとしても、効果は変わりません。
ちなみに、神社の境内でカブトムシを見つけた、子どもがほしいと言うので持ち帰りたい、という場合は、神職さんに許可をもらえばオーケーです。
そのカブトムシが神使であり、重要な役目をしているとか、
カブトムシがいるところが特別な聖域で、そこにあるものを持って帰ると、波動が強烈すぎて逆によくない、という場合は、
神様が神職さんに「ダメ」と言わせます。
なので、オーケーが出たら、それは神様がそう言っているので、遠慮なくいただいて大丈夫です。
絶対にしてはいけないことは、〝黙って〟〝勝手に〟持ち帰る、という行為です。
そうでなければ、問題ありません。
【追記】
知らないうちに手さげ袋の中に葉っぱが入っていたとか、ゴミの場合については、こちらに書いております。
ご参考までに。