人のために願掛けすることについてですが、たとえば、息子のことをお願いしに行くとします。
息子はしばらく家にこもっていたけれど、最近、外出するようになった。
お不動さんにしっかり守ってもらえるよう、息子のために、願掛けをしたい。
お不動さんがいるお寺では、線香を売っていて、その線香の煙がよく効くらしい。
だったらその線香を買いたい。
人のために祈願をする場合、その人に渡すお守りやおふだはオーケーらしいけど、線香はいいのだろうか？
ヘタに買ってしまって、本気度が薄まったらどうしよう……
と、悩む方がいらっしゃるかもしれませんが、もちろん、線香もオーケーです。
息子さんのために願掛けに行っているのですから、息子さんのためのものなら何を買っても、本気度が薄まることはありません。
なので、お守りやおふだ以外に、ブレスレットを買っても、シールを買っても、問題はありません。
こちらは別の相談です。
世の中のためになることをやりたい、
人の役に立つことをしたい、
大きなことを成し遂げたい、と考えている。
けれど、愛加那さんのような、自分のために祈ってくれる人はいない……
と、悩んでいる方は、自分で神仏にお願いをすればオーケーです。
自分で自分のことを祈ると、そこに「エゴ」が出てしまうのでは？
となると、大きなお願いを叶えてもらうのは難しいのでは？
と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
個人的なお願いをすることは、まったく悪いことではないのです。
神仏に、こういうふうに社会に貢献したい、このように奉仕したい、と内容をしっかり話すといいです。
自分で自分の成功を祈る願掛けは叶えてもらえない、ということは絶対にありません。
安心して祈願なさって下さい。
個人的なお願いが悪くないという理由は、こちらに書いています。
