幽霊やよくないものが家に入ってきたら、夜中にラップ音が鳴ることがあります。
もちろん、鳴らない時もあるので、いたら必ず鳴るというものではありません。
で、そのラップ音というのは、ピシッとかパシッとか、破裂するような音がほとんどです。
でも、そうではない音もあります。
なので、一概に「こういう音ですよ」と言えないのですが、圧倒的に多いのは破裂音です。
まぎらわしいのは、家鳴りも同じような音だということです。
冬に暖房を消して寝ようとしたら、温度差で音が鳴ったりします。
なので、まったく関係のない音をラップ音と間違えることも少なくありません。
判断が難しいラップ音ですが、もしも鳴ったら、それは〝考えようによっては〟ラッキーだと言えなくもないです。
というのは、幽霊やよくないものの姿を見ることなく「いる」ことがわかるからです。
いるとわかれば、お不動さんの真言を唱えたりして、追い出すことができます。
ラップ音が鳴らなければ、姿を見るまで、もしくは声を聞くまで、いることに気づきません。
へたをすれば、障りが出てからしか、気づけない可能性もあるわけです。
「憑いてちょっと悪さをしたろかな」と来たよくないものが、「ワシ、ここにおるでぇ~」と知らせる音、それがラップ音なのです。
ですから、鳴り始めたら怖がらずに、
「はいはい、いることを教えてくれてありがとうね」と、
真言を唱えたり、お坊さんが唱えたお経や真言のCDなどを流すといいです。
サッサと逃げていきます。
たま~~~に、真言やお経が一発では効かない霊もいます。
へこたれずに、しばらくすると、また出てくるのです。
そういう時は、以前に書いたこちらの方法で撃退できます。
ラップ音を怖がってしまうと相手は喜びます。
喜ぶと調子に乗って悪さをします。
ですから、「あら~、ご丁寧に自分から存在を教えてくれたのね~。退治されるのに~」とプラスに受け取って、真言やお経で去ってもらいましょう。
いいものではないラップ音ですが、ものは考えようです。