※新刊本の、電子書籍の不具合修正につきまして、こちらに記事をアップしております。
https://ameblo.jp/holypurewhite/entry-12486541927.html
私の神社での手の合わせ方は、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
「2拍手・祈念・2拍手・1礼」です。
神社本庁が推奨している、「二礼二拍手一礼(二拝二拍手一拝)」とは違っています。(区別しやすいように、こちらは漢字で表現しました)
これは祖父母がしていた手の合わせ方で、幼い頃からそれを見て育った私に自然と身についているものです。
祖父母はこのやり方を神様に〝直接〟聞いていますから、こちらのほうが神様的には丁寧なご挨拶となります。
もうずいぶん前になりますが……テレビ番組で、ビートたけしさんの伊勢神宮特集がありました。
エンディングのあたりで、たけしさんが伊勢神宮の神職の方と一緒に、内宮の正宮を参拝していました。
伊勢神宮の〝神職の方々がする〟手の合わせ方で、たけしさんも参拝していたのです。
そのやり方は、まず2礼をして、
それから、蹲踞(そんきょ)をして……
2拍手、祈念をして、2拍手、
最後に立ち上がって1礼をしていました。
見ていた私はものすごーーーく驚きました。
伊勢神宮の神職の方々は、私の柏手の打ち方と一緒で、お話や願掛けをしたあとに、締めの2拍手をしていたのです。
番組の中で「あれが正式なんだって」と、たけしさんが言うのを聞いて、
祖父母にやり方を教えた神様と、伊勢神宮の神様は違う神様なのに、同じことを教えているのだな、と思いました。
つまり、このやり方が正式なのです。
私はどこに行ってもこのやり方で参拝しています。
さて、そこで、今回の新刊です。
「二礼二拍手一礼」でご挨拶をしておきました、という記述があります。
あれ? 一般的なやり方に変えたのかな? と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、違うんです~。
私は摂社末社は普段、スルーしています。
それはもう、思いっきりスルーしていて、素通り状態です。 (^_^;)
本殿でしっかりご挨拶をすれば、摂社末社の神様も聞いていますし、そのようにスルーしても問題はありません。
でも、たまに気になる摂社末社があれば、ちょっとだけ参拝することがあります。
その時は、そこにいる神様によって、「2拍手・祈念・2拍手・1礼 プラス祝詞」をすべきなのか、
「2拍手・祈念・2拍手・1礼」をすべきなのか、
簡単に「二礼二拍手一礼」でのご挨拶でもいいのかを判断しています。
「二礼二拍手一礼」の場合、「祈念」部分がありませんから、サッと終わります。
一応、「祈念」と表現していますが、お願い事をするのではなく、この「祈念」部分で、自分がどこから来た誰なのか、なぜ今日ここに来たのか、などをお話しています。
それは、たとえ境内社であっても、「2拍手・祈念・2拍手・1礼」のやり方をした場合は、必ず「祈念」のところで、自己紹介や参拝理由などをお話します。
けれど、「二礼二拍手一礼」だったら、2回お辞儀をして、2拍手をして、礼をするだけなので、1分もかかりません。
サッと終わるご挨拶です。
でも、一般の方が普通にしている参拝方法ですから、決して失礼ではありません。
というわけで、「あまり時間がない~、でも、この境内社にはご挨拶をしたい~」という時に、「二礼二拍手一礼」で、簡易的なご挨拶をしています。
もしも私と同じ柏手の打ち方をされている方は、このように使い分けるといいと思います。
私のやり方で参拝をして、祝詞を唱える時は、「2拍手・祝詞・祈念(ご挨拶の言葉や、お願いがある時は願掛け)・2拍手・1礼」です。
かなり時間がかかります。
けれど、とっても丁寧なご挨拶ですから、神様にも眷属にも礼を尽くしたことになります。
話は変わって、お寺の中に「お社」があるところがあります。
お寺の境内の中なのですが、鳥居が立てられていたりもします。
そこでの参拝は、柏手を打ってするのだろうか……と、悩まれる方がおられるかもしれません。
というわけで、次回は、その部分について書きたいと思います。
![]() |
あなたにいま必要な神様が見つかる本 「ごりやく別」神社仏閣めぐり
1,512円
Amazon |
質問にお答えできるのは、いつになるかわからない状況です。
大変申し訳ございません.
メッセージに個人的な返信も差し上げておりません~。
こちらに詳細を書いておりますので →コチラ 何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
※著書はすべてアマゾンにリンクしています。