以前に、私は盛り塩をおすすめ致しません~、というお話を書きました。
(そのお話は→コチラです)
その理由は、こまめに替えなければ意味がないからです。
というか、うっかりそのまま放置してしまうと、盛り塩自体が良くないものに変化します。
盛り塩は澱んだ良くない「気」などを吸います。
吸ったあと、それを消すことができないため、溜めたままになるのです。
ですから、日々どんよりとしていって、ほんの数日で禍々しい物体に変わってしまいます。
それはもう塩ではなく、ベタベタのドロドロした物体、まるでヘドロのようなものになってしまうわけです。(見えない世界でのお話です)
せっせとこまめに替えれば、澱んだ「気」を吸ってくれるので、盛り塩もいいと思いますが、しかし、幽霊を祓うとか、追い返すとか、そこまでの強い力はありません。
では、同じ塩である、神棚の塩は? こまめに取り替えないと禍々しいものに変わるのでしょうか?
という質問をもらったことがあります。
神棚の塩は、神社に比べると小さいながらも〝神域〟にある塩です。
盛り塩とは種類が違います。
物質は同じ塩なのですが、神棚の塩は神様のために神域に置いている塩であり、神様が管理をしています。(若干、ニュアンスが違うのですが、ピッタリの言葉がないので、この表現をしています)
こちらは、1日に新しい塩をお供えしたら、次の15日に交換するまで、そのままにしておいてもまったく問題ありません。
悪い「気」を吸ったりしないからです。
手間ではない、という方は、時々交換をすると丁寧なお祀りになりますし、「毎日交換していますよ~」という方は、神様を大切にする気持ちが伝わっています。
では、うちも神様に喜んでほしいから、無理してでも毎日変えなくては! というほど、そこまで重要なことではない、というのが正直なところです。
無理をしてまで頑張らなくても大丈夫ですよ、という程度のものなのです。
ですから、できる人は毎日とか、時々替えて、「まめにできません〜」という方は、月に2回でも大丈夫です。
仮に、1日にお供えをして、次の月の1日まで替えられません、というのも、〝塩の質は〟気にしなくていいです。
神棚のお塩は、悪いものに変化しないからです。
ただ、15日を過ぎても、古いお塩がそのまま、ということで、神様が入っていれば「月に2回は替えてほし~のぅ~」と思われているかもしれないことは、お伝えしておきます。
ちなみに、家に漂う澱んだ「気」は、盛り塩で吸わなくても、家の2ヶ所(窓や玄関)を開けて新鮮な風を通せば、一掃されます。
早朝の清浄な空気か、お日さまが照っている時の、お日さまをいっぱいに浴びた空気がより効果的です。
(今は季節が違いますが、桃の種も効果があります)
質問が非常に多く届いておりますため、お答えできるのは、いつになるかわからない状態です。
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