先日、塩風呂について書きましたが、塩に関してはまだ書くことがありました。

ので、今日はまたまた塩のお話をします。

塩・・・というと盛り塩ですが、家で盛り塩をされている方は、こまめに替えた方がいいです。

私に関して言えば、盛り塩はしていません。

何故なら、霊媒で霊能者の祖母と審神者の祖父の家で、盛り塩を見たことがないからです。

娘である母や叔母たちも、盛り塩はしません。

ですので、その存在を大人になるまで知りませんでした。

何年か前に、盛り塩は霊を家に入らせないと書かれた本を読んで、「それは便利だな、どれどれ?」とやってみました。

私が思うに、霊に効きめはありません。

でも、そこに滞っている「気」を清浄にする効果はありました。

ただし、お塩の周辺だけです。

玄関に盛り塩をしたら、玄関だけの空間にしか効果はないです。

家じゅう全部というわけではありませんでした。

「気」が停滞して良くない「気」に変わるのを防いだり、外出して知らず知らずのうちに良くない「気」をくっつけて帰宅したら、盛り塩はそれを吸収してくれます。

ただこの塩は頻繁に交換しないと、すぐに悪い物質に変わります。

実際に一定期間やってみた感想ですが、私は毎日交換すべきだと感じました。

2日目まではまだ何とか持ちこたえていますが、3日目あたりで、盛り塩はどんよりと重たい感じになっていました。

一度、面倒なのでそのまま放っておいたら、数日でなんともいえない禍々しい「気」を出す物体になってしまいました。

悪い「気」を吸収したものを放っておくと、逆効果になるのだなと思いました。

身を守る塩についてですが、私は霊がたくさんいる場所に行く時は、塩を身に付けて行きます。

もちろん粗塩です。

ティッシュに少量を包んでポケットに入れています。

そうすると、霊に悪さをされなくてすみます。

塩がバリアになるみたいです。

ある日ふと、包む前に真言とか祝詞を塩に言い聞かせ、塩自体をパワーアップしたら、もっと守る力が強くなるかも、と考えました。

早速、塩をティッシュの上に出して、包む前に祝詞を言ってみました。

その日は霊がとても多い、とある精神病院の隔離病棟に行きました。

帰宅して塩をポケットから出した時に、お不動さんの声が聞こえました。

普段の生活で、お不動さんの声が聞こえることはまずないので、というか一回もなかったので、これはよほど伝えたかったのだと思います。

言われたのは、「塩が祝詞で縛られていたから使えなかった」でした。

へー、そうなんだー、と驚きました。

普段、何かあった時に私を守ってくれているのは、お不動さんか多聞天さん、山岳系の神々のどなたかです。

この日は強い幽霊でもいたのか、お不動さんが守ってくれたようですが、私が身につけている塩を使うこともあるんだ、と初めて知りました。

・・・ということは、もし私がお不動さんの真言で塩を縛ると、今度は神様や多聞天さんが使えないということになります。

そうか、そうだったのか、とそれ以来余計なことはせず、さっと包んでポケットに入れています。

帰宅するとポケットから出して、一日のお礼を言っています。

バリアに使用しただけなので、ティッシュ包みのままゴミ箱に捨てていますが、ゴミ出し日までの2~3日なら、そのままでも別に何ともありません。

再利用は不可で、毎朝新しい包みを作っています。

あ、それから、先日の記事の塩風呂についてですが、濃度はどれくらいにしているのでしょうか、という質問がありました。

私は、袋から片手にゴッソリ取って入れています。

ボール1個分、もしくはマグカップ1個分くらいでしょうか。

あまり薄いと効果がないように思いますし、濃いと肌が傷むので、そのあたりはご自分の感覚で良いと思います。