WFRシリーズ 直列結線タイプとして展開される、WAGO インライン スプライシング コネクタ 221-2411の紹介です。
WAGOといえば、スナップインターミナルの老舗で、これはリーリスレバーを採用した単線・より線共用モデルです。
WAGO インライン スプライシング コネクタ 221-2411
メーカ公式サイト:
WAGOの歴史:
WAGOといえば1974年発売の「ワゴ差込みコネクター」が電設業界では有名です。この手の端子を「WAGO」と呼ぶほど知名度が高く、今でもWAGO製のコネクタがシェアを占めています。
本記事の「ワンタッチコネクターWFR (221) シリーズ」 は2014年からのラインナップです。
適合電線は各国によって規格上の住みわけがあります。本製品は単線対応がΦ1.6~2.0㎜、より線対応が0.2~4㎟です。単線としてPSE取得済。
認証
EN 60998
適合電線サイズ 0.2 ~ 4 ㎟ (単線)
0.2 ~ 2.5 ㎟ (IV7本より線)
0.2 ~ 4 ㎟ (可とうより線)
定格電流 32A
定格電圧 450V
UL 486C
適合電線サイズ AWG 20 ~ 14 (単線)
AWG 18 ~ 14 (IV7本より線, 可とうより線)
定格電流 20A
定格電圧 600V
PSE JET
適合電線サイズ Φ1.6, Φ2.0 ㎜ (単線)
定格電流 20A
定格電圧 300V
ストレート接続は時にありがたい
ストレーンリリーフ(ケーブル固定用途)付きのマウンティングキャリア ねじ固定用 221-2502
スライドさせて挿入する。台座はビス固定、ストレーンリリーフ(ケーブル固定用途)は切り取り可、台座は連結が可
221-2411にはサイドにレールスリットが彫り込まれており、スライドさせてセットを行う
勘合状態
連結状態
実際の使用例
セット方式はLEGOブロックの様に考えられており、固定台座のバリエーションも豊富でかなり選択肢が広く、スピーカケーブルや電源の延長工事に最適かと思います。
こうした製品を使用することで工数の削減、安全性の向上が行えると良いですね。