SimPad Nano プログラマブルメカニカル2キーボードの紹介 | 音響・映像・電気設備が好き

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「ヒゲドライバー」「suguruka」というピコピコ・ミュージシャンが好きです。

Koolertron プログラマブルメカニカル9キーボードの紹介からさらにキーが少ないメカニカルキーボードを・・・と2キーの物を見つけて購入してみました。

 

SimPad Nano

https://simshop.bysb.net/product/simpad-nano

※筆者はAliExpressで購入しました

 

作者さんの開発日記※Google翻訳リンク

 

直リンク

 

 

SimPad Nano プログラマブルメカニカル2キーボード。

 

 

使用しているキーは赤軸です。スペースの都合上、ここまで小さいキーボードは他にはなさそうです。あるとしたら1キーモデルでしょうね・・・。

 

 

値段の割に充実した付属品。※この他にUSBケーブル、パッケージが含まれる

 

 

2キーの他にサイドにボタンがある。こちらにも割り当てが可能で実際には3キーとなる

 

 

USB Type C接続部。こちらが上と扱われるが2キーの為好きに使用しても構わない

 

 

設定ソフトウェア。Win & Macに対応している

 

 

キーは任意に設定が可能ですが、任意のテキストを連続して打つ、秒数を指定してキー入力を連続で行うなどのマクロの実行は非対応です。※ctrl + などのショートカットは登録可能

デバイスのファーム管理、シリアル管理などをしている良くできた設定ソフトウェアです。

 

 

キートップを変更する

 

 

Koolertron プログラマブルメカニカル9キーボードの紹介でも使用したキートップを使いさらにカスタマイズを行いました。

 

ジェイダブルシステム

メカニカル MXスイッチ MX Series CDタイプキートップ

CD型 1X1キートップタイプ(ベース&クリアカバー)

 

 

2キーと9キーを並べてみる

 

 

自重が軽いのでUSBケーブルは付属の物ではなく、極細タイプを別途に用意し使用すると良い

 

 

発光状態

 

 

こちらのモデルは2キーの色を個別に変更が可能。また、押し込み時発光設定も可能

 

 

発光状態の2キーと9キーを並べてみる

 

 

キーそのものも交換が可能な設計です。※但しLEDが基板側に仕込まれている為、透明度の高い樹脂形成品出ないとキレイに光りません

 

 

こちらが基板底面。恐ろしいまでの最小設計です

 

 

iPadからLightning USB変換を用いてSimPad Nano プログラマブルメカニカル2キーボードを接続してみる

 

 

実際に動いている状態。画面は、まんがサイエンス 1 Kindle版 あさりよしとお

※筆者が科学に興味を持つきっかけとなった漫画です

 

 

USB電力消費が大きく、Lightningアダプタのみでは機能せず、別途Lightningで電源供給する必要がありました。キーは右←キーと左→キーを割り当てるとページめくり機能になり、演劇での音響や照明オペレート時の電子データ台本めくりに使えるかもしれません。本体自重があまりのも軽すぎるので本格的に使用する際は付属品の吸着シートを使用すると良いでしょう。

 

本記事がどなたかの参考になれば幸いです。

 

 

おまけ

Twitterでふざけたらバズってしまいました・・・

 

 

使用参考例

 

この様にコピペ2キーとしても使用できます(笑)

 

 

こちらが該当ツイート

 

こちらが最初で・・・

 

やじうまPC Watch
プログラミングはキー2つでできる!? “究極のプログラミングツール”とは  宇都宮 充

 

 

Gigazinにも載りました。

 

Gigazin

極限までコピペに特化した「究極のプラグラミングツール」が爆誕

 

 

取材も受けました。こちらは本質的な部分を掲載していただいています。

 

Jタウンネット

「シンプルに便利」「最高に欲しい」 コピー&ペーストだけできる「究極のプログラミングツール」に反響 福田 週人

 

******記事引用はじまり******

 

「舞台音響や照明さんがオペレーションをする際に、紙ベースではないデータ形式の台本をめくるデバイスが何かないかと探していました。9キーモデルでもキーが多いケースがあり、究極はページ送りと戻しだけで良いのではと思い、探したら見つけました」

 

ツイッターでの反響について、Holyさんは、

「何番煎じか分からない最小プログラマブルキーボードにここまで反応があるのが驚きなのと、『プラグラミングツール』とフリック入力での誤変換があるのにほぼ誰も突っ込まないのが凄いと思いました」

 

******記事引用おわり******

 

 

キートップのテプラの詳細、使用フォントなど

 

キートップの文字は12mm透明テプラで作っています。
テプラ印刷アプリのSPC10は文字ツメが難しいのですがパーツを分ける、スペースの級数を変える事で疑似的に行う事が可能です。
※フォントはモリサワ ヒラギノ丸ゴW8を使用しています。

 

 

さらに余談・・・

 

今回のバズで得た一番の学びは、自分がテプラに対して注いでいるフォントへの情熱が正しかったという事です。
普段Adobe系のソフトをさわっていると、フォントの細かな調整(字ツメやカーニングなど)が出来ないソフトウェアは結構ストレスなんですね。

その中でも、文字間と行間を簡単にマイナスに振れるキングジムのテプラ専用アプリSPC10は優秀なのです。そしてモリサワのフォント。これらが組み合わさると短時間で品質の良い物が仕上がります。