メガネ電源コネクタ(IEC 60320 C-7)がキャノンのオスに差し込める | 音響・映像・電気設備が好き

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「ヒゲドライバー」「suguruka」というピコピコ・ミュージシャンが好きです。

ローランドのWebサイトにこんな内容が掲載されています。

 

 

概要は簡単で、XLR端子にACコードを間違って刺してしまい、製品内部の基板類が故障する事例があったとのことです。

 

このACコードは俗に言うメガネ電源コネクタ、IEC 60320 C-7と言うものです。

 

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メガネ電源コネクタ、IEC 60320 C-7


 

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XLR端子。通称キャノンオス。

 

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図面で合わせてみました。丁度良いですね・・・。

 

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ピッタリはまります。

 

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くびれが見事に3番ピンを避けています。まるで差し込まれるためにあるような・・・

 

そうです、コレ、別にローランドの製品に限ったことではありません。いつ起きてもおかしくない誤接続なのです。
目視せずに手探りでACコードを刺したり、子供のいたずら(これが一番怖い)で刺したり・・・筆者も目視せず、LANポートにUSB刺してしまうなんてことがありますが、この危険度とは比較になりません。

 

メーカとしては、メガネ電源コネクタとキャノンオスの同機材配置は設計上、避けているとは思いますが、端子として嵌合が可能な以上、誤接続を想定しなくてはいけませんね。

 

以前、Twitter上で発見した内容でしたが、備忘録として今回取り上げました。