ローランドのWebサイトにこんな内容が掲載されています。
ローランド株式会社:RD-800 の AC コード誤挿入対策(無償修理対応)に関する重要なお知らせ
概要は簡単で、XLR端子にACコードを間違って刺してしまい、製品内部の基板類が故障する事例があったとのことです。
このACコードは俗に言うメガネ電源コネクタ、IEC 60320 C-7と言うものです。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/holycater/14/94/j/o0560032714425619089.jpg?caw=800)
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/holycater/a0/37/j/o0560026414425619115.jpg?caw=800)
メガネ電源コネクタ、IEC 60320 C-7
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/holycater/70/41/j/o0560034814425619144.jpg?caw=800)
XLR端子。通称キャノンオス。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/holycater/54/3e/p/o0800096314425619162.png?caw=800)
図面で合わせてみました。丁度良いですね・・・。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/holycater/db/52/j/o0560030414425619183.jpg?caw=800)
ピッタリはまります。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/holycater/52/e5/j/o0560030314425619203.jpg?caw=800)
くびれが見事に3番ピンを避けています。まるで差し込まれるためにあるような・・・
そうです、コレ、別にローランドの製品に限ったことではありません。いつ起きてもおかしくない誤接続なのです。
目視せずに手探りでACコードを刺したり、子供のいたずら(これが一番怖い)で刺したり・・・筆者も目視せず、LANポートにUSB刺してしまうなんてことがありますが、この危険度とは比較になりません。
目視せずに手探りでACコードを刺したり、子供のいたずら(これが一番怖い)で刺したり・・・筆者も目視せず、LANポートにUSB刺してしまうなんてことがありますが、この危険度とは比較になりません。
メーカとしては、メガネ電源コネクタとキャノンオスの同機材配置は設計上、避けているとは思いますが、端子として嵌合が可能な以上、誤接続を想定しなくてはいけませんね。
以前、Twitter上で発見した内容でしたが、備忘録として今回取り上げました。