現場で印刷できる線銘札(ケーブルタグ)を考える2 | 音響・映像・電気設備が好き

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「ヒゲドライバー」「suguruka」というピコピコ・ミュージシャンが好きです。

現場で印刷できる線銘札(ケーブルタグ)を考えるの続編です。
現時点での最良方法をここに残します。

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まず、テープの種類を変更しました。幅18mmの透明黒文字と透明赤文字のテプラカートリッジを使用します。
※白地のものは「粘着層 ― 白地層 ― 透明層 ― 文字」なのに対し、透明は「粘着層 ― 透明層 ― 文字」です。経年劣化でテプラが剥離するのはこの「白地層 ― 透明層」間が非常に多いです。

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印刷して貼ったところ。なかなか良いです。


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前回の記事でコメント欄に書かれていた、剥離に対する処理は?の答えはコレです。
三菱樹脂製の透明熱収縮性チューブ、「ヒシチューブVW(CE) 折径21.5mm×肉厚0.1mm」を25mm幅に切り、ヒートガンで収縮させます。

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これで完成です。なかなか立派だと思います。


先日の記事である「昭和55年の音声用RCAプラグと線銘札(線名札)」の様に30数年経っても可読なものがあります。
この加工は非常に手間なので全ての工事で利用できる方法ではありませんが、場合に応じて使い分けて行きたいと思います。