DVI端子のピンアサインと形状 | 音響・映像・電気設備が好き

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DVI端子のピンアサインと形状についてです。

自分の周りでもそうですが、DVIからアナログRGB変換について勘違いしている方が多くて困ります…
今回はそんなDVI端子について述べます。
※WikipediaのDVIについての記事から画像ともに引用しています。

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DVIのピンアサインです。
DVIはアナログRGBとは違い、デジタルで映像を伝送します。詳細はWikipediaの方がきれいにまとめられているので避けますが、パソコンなどのDVI出力のほとんどはDVI-Iで、デジタル信号と並行してアナログ信号が出力されています
同時に、DVI-I入力を持つディスプレイはデジタル信号入力と並行してアナログRGB入力を持ちます
※これは下位互換性を取り入れた為で、非常に素晴らしいことです。
※つまり、
出力端子にDVIしかないからといって、アナログRGB出力が出来ないとは限りません!
入力端子にDVIしかないからといって、アナログRGB入力が出来ないとは限りません!
仕様書をよく確認しましょう…。

ということは、DVI-I規格ならばピンアサインの変更だけで、DVI端子からmini D-sub15pinのアナログRGB端子に変換が出来ます
端子番号で言うと、C1~C5と8、15を使用します。

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これがDVIーIからmini D-sub15pinアナログRGB端子変換ドングル
もちろんパッシブ・ドングルです

この部分を、「デジタル信号をアナログ信号に変換している」と大抵の方は勘違いしています。
システム設計をする場合、非常に重要な部分ですので注意しましょう……。
※ややこしいですが、秋葉原などで売っている非合法のHDCP解除機能付きDVI-D→アナログRGB変換アクティブ・ドングルなんかはこんなサイズですが、あちらはデジタル信号をアナログ信号に変換しています……

さて、そんなDVIですが、用途によってピンの配列が違います。
コストの都合上、必ずしも「ピン並列=規格」とはなっていないのが現実なのですが、Wikipediaに一覧表があったの引用します。
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自宅を探したら、4種類見つかりましたので、写真を以下に掲載します。(よくあったな……)
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ちなみに、C5の形状がDVI-DとDVI-I&Aでは形状が違います。これは混同を避けるため(差し込み拒否)だとは思いますが、先に述べたように、コストの都合で「ピン並列=規格」とはなっていない様なのであまり意味がないかもしれませんね。

最後に、DVIで制定さた規格を取り入れて、HDCP著作権対応+デジタルY/Pb/Prに対応させたのがHDMIなのでDVI-I&Dは、HDMIにピンアサインの変更で変換が出来ます
これまた勘違いで、DVI-I→mini D-sub15pin→DVI→HDMIと合法的にパッシブで変換できると勘違いしている人がいますので注意しましょう!