昨日のブログの続きです。
【三つの脳と「ふれあい月間」】
https://ameblo.jp/holst-jsbach/entry-12461867310.html
前回は、人間の脳は大きく分けると
三つに分かれているということでした。
そして、それぞれの脳は人間の進化を
表しているようです。
一番中心にあるのが「爬虫類脳」(トカゲやヘビ)
その周りにあるのが「哺乳類原脳」(犬や猫)
一番外側には「新哺乳類脳」(ヒト)
簡単に言うと
爬虫類脳は、生きていくために必要な機能
をコントロールするところ。
この脳だけでも本能に従って生きていける。
そこに機能が追加して「こころ」が宿り
その「こころ」の表現するために
言語などをつかさどる脳が発達した。
そんな感じでしょうか。
そこで、私が今回目を向けた脳が
生きていくために必要な機能をコントロールしている脳です。
(これが「爬虫類脳」)
私の場合、
上手くいかないことが起きる原因はいつも
こころの乱れや(哺乳類原脳)
理屈や価値観を捏ねくり回して(新哺乳類脳)
言語やイメージに惑わされていて
結果、それらの弊害が
生きるために必要な脳にダメージを与えているのでは?
と、感じておりました。
そんなこともあり
日ごろから「爬虫類脳」を活発にするには
どうすれば良いか!?
を、考えておりまして、
そこで、最近始めた「坐禅」で
言葉や感情を一旦、横に置いておいて
生きるために必要な「呼吸」や
「血流」に意識を向けるようにしておりました。
そんなことを意識しながら
全く関係ないのですが
6月は「いじめ撲滅月間」だったことを思い出し
ネットで検索したところ
気になるタイトルが多数でてきました。
そのタイトルは「ヘビの脳」でした。
その中の一つを例にとりますと、
私が書いた三つの脳の説明がまずされていて
そこに書かれているのは、
爬虫類脳は「脳幹」で、「命を支える脳」です。
ヘビやトカゲなどの爬虫類は、
この脳しかありません。
そのため「ヘビの脳」と呼ばれています。
と、説明されていました。
この話を引用しているのは
多くの小学校です。
どうやら、この「ヘビの脳」のお話は
文科省か教育委員会が全国の教育機関に対して
いじめ問題を子どもたちに説明するために
用意したのかもしれません。
内容は
人は、悪口を言われたり、
いじめや差別をされたりすると
三つの脳のうち、ある部分が弱ってしまう!
その脳は「ヘビの脳」です。
何度も書きますが
「ヘビの脳」は、生きていくために必要な脳です。
その脳が弱ってしまうので、
眠れなくなったり、食事がしたくなくなったり、
酷くなれば、呼吸も出来なくなります。
(以上のよう内容で話は進んでいきます)
(ここからは、私の考えも含まれます)
人を攻撃することは
人の命を奪うことになります。
攻撃は、腕力の暴力だけではなく
言葉や態度(無視も含む)の暴力という攻撃も同じです。
私の場合、
腕力の暴力より、言葉や態度の暴力を受ける方が
ダメージは大きいかもしれません。
そして、自分が自分を追い込むことも
限度を超えると
「ヘビの脳」に、かなりダメージを与えているようです。
(個人的な感想です)
それに気づいてからは
「正論」や「正義」を盾にした
剣のある言葉を使うのは止めにしました。
それは、もちろん相手を傷つけないこともありますが
なんと、自分自身にも相当ダメージがあるようです。
そのことも、
教育機関が説明している内容に書かれていました。
それについても、
次のブログでご紹介いたします。
≪#1303≫
~~お知らせ~~
ブログタイトルの
『高坂勉強会』は
巷で言われている
心身が健康になる方法を
自分の身体を使って
あれや、これや、試すための勉強会です。
~~編集後記~~
今日も、ありがとうございます。
何が起きても今日は好い日!
そう思えるようになってきた高坂一彦です。
昨夜は、
東京都北区の赤羽の街を歩いておりまして
赤羽は、屋台に近い飲み屋さんが多くあります。
イメージでは、
東南アジアの屋台が集まっている
活気あふれる場所のようです。
その赤羽の飲み屋さんには
金曜日ということもあり、
多くの会社員風の人たちが
楽しそうに、飲み食いしていました。
私は、お酒を全く飲まないので
その楽しさは解らないですが
酒が入り、ささいないことで盛り上がり
大笑いしている姿を見ていると
「理屈の脳」は、一休みしていて
「こころの脳」も、楽しさだけになり
攻撃的な感情も、一休みしていて
「ヘビの脳」は、
ほっと一安心と思っているのではないでしょうか。
高坂一彦 拝
