本日は恵美先生
による12月の『四診セミナー』です
本日は初参加の方が4名いらっしゃいました。
中医学に関心をお持ちの整体師さん達や
当スクールの推拿受講者さんが
中医学による体質鑑別ってどんなの？
何がわかるの？何ができるの？
とセミナーへ来てくださいます。
こういうのはとっても嬉しいです
中医学は難しいと思われがちですが
学び始めた初めの段階で、理解できた事を
直ぐに生活に生かすことが出来ます。
家庭医学のレベルでどんどん実践してゆけるんですよね。
自分の身体が今どんな状態かを中医学観点で理解すれば
食べ物を選択し、生活を工夫し、ツボ押しや
マッサージによって身体のバランスを立て直す事が
できるんです。
とってもシンプルな事だけど、寒い季節に生理痛が重くなる
腰痛が増えるなど“寒さ”と絡んでいるならば身体の陽気
を助けてあげるために、身体を冷やす食べ物を摂らず
温める効能がある食材を選びます。
いつもシャワーで済ませる方であれば、しっかり湯船に浸かり
カイロを貼るなら身体を効率よく温めるツボを意識する。
何故か、たったこれだけの事ができずに冷えを立て直せず
“寒”が引き金になる症状を増やしていく方は多いです。
自分の身体と、四季・食生活・生活習慣が密接に関わっていると
ピンと来てないからですね。
中医学は整体師さん・セラピストさんがしっかり学べば
お客様の症状へのアプローチだけでなく
身体の建て直しに関する手当ができるという事です。
・・・・などなど、嬉しくて渡辺の前置きが長かったですが
今日の恵美先生の季節にそった話しも入りました。
冬ですので特に『腎』をテーマに復習です。
中医学観点の腎の生理機能を4年目の受講生さんや
2年目の受講生さんたちが正確に答えてくださいました
後は、脈を感じたり舌を観たり、四診の初歩的な
実践練習を行いました。
今日も恵美先生の四診の学び方や日々の実践の
コツをじっくりお話しして頂きました。
最後は中医学観点の『腰痛』をテーマに講義をして頂きました。
（医師の診断が必要なケースは省きます）
○風寒湿腰痛（風寒・寒湿）
○湿熱腰痛
○腎虚腰痛（腎気虚・腎陽虚・腎陰虚）
○脾虚腰痛（気血両虚・脾虚湿生）
○肝鬱腰痛（気滞・津液停滞）
○痰飲腰痛
○瘀血腰痛（急性・慢性）
痛みの切欠、痛みの性質、痛みの悪化因子、軽減因子など
を問診する事はとても重要です。と恵美先生。
それぞれの解説を聞いて頂いて、中医学観点から
腰痛を観る事の面白さを感じていただけたかと思います。
この様に整体師さん・セラピストさんのスキルを上げて
頂ける様頑張っております！
気になる方は是非ご参加ください
次回1月『四診セミナー／日々の養生法』
日時／1月9日（木）10：00～13：00
費用／
・薬膳学 受講生：毎回無料
・他コース受講生：1回無料（2回目以降500円）
・一般の方：毎回 2,000円
※受講生さんのお申し込みは渡辺まで。
※一般の方のお申し込みはコチラのフォーム に
『1月9日四診セミナー参加希望』と送信して下さい。
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