『聴く』ということ① | ゆるゆる宇宙学ライフ

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私が動物看護師の仕事をしている時代の話だが

スタッフとしてカウンセリング技術を身につける必要があった。


動物の飼い主さんと円滑なコミュニケーションを行うための

勉強で、病院スタッフ向けのセミナーに参加したり

JALの接客技術を教える先生のセミナーや

某民間資格のカウンセリングスクールで学んでみたりもした。


振り返ると・・・

エゴグラム、ゲシュタルト療法、箱庭療法、音楽療法などの

心理学の上っ面や各セミナーで行われるロールプレイ体験で

頭の中はコミュニケーション技術の鉄則みたいな

知識ばかりが育っていった。


また、自分自身が心療内科でのカウンセリングを

月に数回、1年間近く受けたりもしてみた。


やがて中医学に出会い、私は整体師となり整体の講師になった。


コミュニケーションが必要な相手は受講生さん

整体を受けて頂くお客様、ボランティアで交流する

クライアントさんにかわった。


当たり前だが、どんな仕事もお相手がいらしゃる仕事では

話を聞けなければ、コミュニケーションはうまくいかなくなる。


聞くなんて、会話の中で自然にできているのだが

ここで言う「聞く」は『聴く』と表現したほうが良い。

耳で聞くのと、心で聴くのは全然違うからだ。



私は元来人見知りなので、心で相手に寄り添ったり

相手の非言語を受け止めたり、心で聴く事の難しさを

痛感していた。苦手なのは仕方ないと諦めてもいた。


そんな中、ここ数年で『傾聴』という言葉を耳にする事が

多くなった。



以前も紹介した、鈴木秀子さんの本を読んで技術的なこととは

一味違う『傾聴』とはなにか?を知ることになった。



まるで今までの頭でっかちの知識が虚しく感じ

自分の奥底の琴線に何かが触れた。

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『傾聴』をもっと学びたくなり、上杉理絵さん のご紹介で

水谷裕子先生の『傾聴広場』に参加するようになった。


水谷先生は福祉職への「傾聴研修」、発達障害・不登校・

引きこもり・育児の不安・を家族に抱える市民勉強会や

ご支援などでご活躍されている。


十何年も『傾聴』の大切さを講師として、またご自身で

直接的なご支援をされ現在も精力的に傾聴の大切さを

語り、広めていらっしゃる。


先日の勉強会でも「傾聴のできる人が増えれば

その街(環境)が変わる」とおっしゃっていた。


なぜ、変わるのか?聴くことの効果はなんなのか?

長くなりそうなので、次回に続きます。



(渡辺)