最高の誕生日

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本日発売
少年サンデー48号

名探偵コナン

FILE711

『最高の誕生日』




※完全ネタバレの為、
アニメ派・コミック派
また本日発売のサンデーを
まだ見てない方は、
この先は読まない方が賢明です。









シリーズ第3話
解決編










まずはあらすじから










場面はホテルでの朝食




バイキングで食べてるのに英理と小五郎は別々のテーブルで食べている




しかし、小五郎は殺人事件の容疑者になっている自分の妻の無実を何とか証明したいと




コナンはいつものように小五郎を眠らせて事件を解決させようとするが…




小五郎が事件を解く鍵さえ何も思いつかずに苛立っ姿を見たコナンは年に一度の特別な日だから、小五郎に華をもたせてあげようとする。




コナンはホテルの従業員がキャスター付きの台車で料理を運ぶ姿を見て、結構重そうなのに一人で運ぶのはすごいね、と小五郎へヒントを出す




更に、その台車に近付き、乗っていたケチャップをわざと落とす




そのケチャップを踏んだ台車のタイヤが転がる度に等間隔で跡がついていた




それを見た小五郎は、昨夜のベッドの下にあった跡を思い出していた




コナンもやっと小五郎が気付いたと確信した




小五郎ははトリックや犯人がわかったから蘭へ横溝兄に電話して容疑者達をを呼ぶように指示する










容疑者達は既にチェックアウトをしていたので、全員が集まったのは、夜になっていた




ここから、起きたままの毛利小五郎の推理ショーが始まる




小五郎は英理が昨夜11時頃、ホテルの部屋に戻った時には、殺された国分秋穂は死体となってベッドの下にいたと推理を始める




起きたまま推理を始める小五郎に横溝兄はいつものプス・ふにゃ・ガクはやらなくていいのか?と詰め寄る



あせったコナンはどうやってあんな重いベッドを動かしたか教えて?と間に入りごまかす




英理もどうやってあの重いベッドをカーペットに引きずった跡もつけずに一人で動かしたのか?と小五郎へ疑問を投げ掛ける





小五郎はベッドの足にミニカーのタイヤをつけ、一人で軽々と移動させたと説明した




そして、ホテルの部屋にまでミニカーを並べていた国分建彦を犯人と断定する




しかし、横溝兄からミニカーの上に載せただけでは、ベッドを動かす時に滑って落ちるのではないか?と指摘されると、小五郎も「……だよな…」と、詰まってしまう




小五郎がわかっていなかったのかと少しガックリのコナンがすがさず助け舟を出す




ミニカーを自慢そうに見せてくれた時にジェームスディーンのポルシェ911と言っていたと




その言葉に小五郎、横溝兄そして英理も気付いた




ジェームスディーンが乗っていたのはポルシェ550スパイダーでオープンカー




蘭もオープンカーなら座席の所にベッドの足を突っ込めると気付いた




英理はベッドの足を突っ込んで、座席部分が壊れたからコナンに550スパイダーを見せられなかったんだと建彦に迫る





しかし、建彦もあのトリックは英理がバスルームに入らないと成立しないと応酬する




するとコナンは小五郎が酔って帰ってくるとよく「蘭、水くれー」と叫んでるよねとヒントを出す




その言葉に英理が気付いた話し始める



お酒を飲んで喉が渇くのはアルコールの分解過程で脱水反応が起きる



夜11時頃部屋に私(英理)が戻る事を知っていたから、誰かと飲んでくると予想がつく



だから、冷蔵庫の中を炭酸飲料だけにして、全て振っておいた



部屋に戻った私(英理)が飲もうとした時、中身が噴き出してシャワーを浴びる羽目になるように…



と、コナンのヒントで英理は全てを気付いた




更に英理は凶器は建彦が宿泊していた部屋の灰皿を調べては?と提案する




すると、その灰皿からルミノール反応が出て、秋穂の血液だとわかり、建彦も犯行を認めた



動機は秋穂がミニカー好きで意気投合し結婚したが、昨夜、建彦が秋穂を部屋に向かえに行った時、ミニカー好きは資産家の建彦をその気にさせる嘘だと笑われたから



さらに、誕生日にプレゼントとしたジェームスディーンのミニカーは、ジェームスディーンが事故って死んだ車。つまり金だけ残して死んで欲しいという意味だと言われ殺害に及んだ











事件が解決して、0時を回るもタクシーで帰ると言い出す英理




しかし、小五郎が

『帰るなよ…』

『せっかくの誕生日、2人っきりで祝おうじゃねぇか…』




『恋人だった頃にもどってよ…』



と、格好よく決める



そして、胸ポケットにしのばせていたプレゼントを英理に渡す




英理は

誰の誕生日?

と、聞くと



小五郎は

お前のに決まってんだろ

体育の日だっただろーが!


え?と驚く英理




コナンが体育の日は昔は10月10日だったんだよねー?と蘭に聞く振りをして小五郎に助け舟を出す




すると、蘭が今は10月の第2月曜日に変わったけど、とコナンの質問に答える




その答えを聞いた小五郎は「ええぇぇぇ!?」と驚く



すかさず蘭は、「まさかお父さん、お母さんの誕生日を体育の日って覚えてたんじゃ…」と




自分が勘違いしていた事にガックリ肩を落とす小五郎



英理は「とにかくこの戦利品はありがたくもらっておくわね」と、小五郎からプレゼントを掴み取る




そして英理は



『ドジな探偵さん』



と言いながら




小五郎の頬にChuと




キスをした










そして翌日…




蘭に電話している英理が怒っていた




プレゼントの中身はネックレスかと思ったら数珠だった




どうやらポアロの店長に頼まれて買った数珠を間違えたとの事



二人の会話から、プレゼントを間違えたと気付いた小五郎は、探偵事務所の机の引き出しを開けると




「あ!」
「あった…」




英理に渡すはずのネックレスがあった





ストーリーはここまで。












犯人及びトリックは推理通りでした




それにしても小五郎も英理も小学一年生のコナンがあれだけヒントを出す事に違和感はないのだろうか?




まぁ、漫画なので、リアルは追求しないでおこう










そして、小五郎と英理もあのキスでようやく進展か?と思いきや、やはり小五郎のドジな間違いから元の鞘という感じで終わってしまいましたね!










次号は新シリーズ!!










ではまた来週!