someとanyに関して | 異文化交差点

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英語教育Instagramを見ていたら、アメリカ人男性と日本人男性が対話の中で、Would you like some coffe?の説明をしていた

 

疑問文であるにも関わらずanyではなくsomeになっているのは、それは「提案」という意味があるからだ、とアメリカ人が説明していたが、それを聞いて、疑問符が頭に点灯してしまった

 

このアメリカ人は英語学をアメリカで修めていないようだ、これで英語を学ぶ日本人は可哀そう

 

まず結論を書く

 

ジーニアス英和辞典第6版のp1939にsomeの説明が書かれている
 

そこに語法としてanyとsomeの説明があり、それによると、以下が目に入る

 

「形が疑問文であっても、勧誘・依頼などのように肯定の答え(yes)を期待している場合は、someを用いる:Would you like some tea?(お茶はいかがですか)Could we get some more water, please? (水をもう少しいただけませんか)。条件文も同様:If you have some advice to offer, please let me know.(アドバイスしてもらえることがあるのなら、どうかお知らせくださ: You probably have some advice.という含みがある)」

 

辞書を読めば、明瞭に分ることなのに。英語を学ぶ多くの日本人は辞書をあまり大事にしていない。だから、アメリカ人が間違った説明をしても、「アメリカ人が言うのだから大丈夫だろう」と思い込む日本人は多い

 

なんで辞書を活用しないんだろう?

 

不思議でならない