魔のコロナ三年間 ‐ コロナ後は異世界 | 異文化交差点

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2019年末に流行り始めた武漢発COVID19(コロナ)は、以後、2023年初期まで魔の三年間、猛威を奮い、ようやく収束に向かいつつあり、外出するにもマスクを付ける必要がなくなって来ている。

 

同時に、これまで静かだった仕事の引き合いが増えて来ている。とても嬉しい。

 

しかし、以前の状況と異なっている。

 

コロナは、仕事の在り方、人間関係、国際政治・経済の状況を大きく変えてしまっているような気がするのだ。トンネルを抜けるとそこは雪国だった。それくらい異なっている。

 

今までのやり方が通用しなくなり、コロナ後は、いつしか異次元になっていて、コロナ前の生き方でやってはいけない、とすぐに実感した。

 

コロナが流行っていた三年間に、多くの人はインターネットを活用した仕事をせざるを得なくなり、ここで、情報技術に習熟していない人、特に、壮年以上の人達が、ふるいにかけられ、戦線離脱して行き、今も、離脱予備軍は増えている。知らないなら本を読んで勉強すれば良いだけなのだが、それさえ頭に浮かばないようで、哀れだ。

 

この魔の三年間、仕事がなかったので、小説を一冊書き上げてキンドル出版した。コロナのお陰でもあった。そしてその間、もし政府からの給付金がなかったら、私は息が上がり、自己破産していた可能性もある。

 

今年の7月、欧州と北米から、新しい仕事が舞い込み、その会社に登録が完了し、これから仕事が増える。つくづく私は天に活かされていることを痛感する。

 

欧州からの仕事は、欧米から日本に赴任する外国人に対して日本対応研修とコーチングを提供し、アメリカからの仕事は、欧米から日本に進出している企業幹部社員らに新しい形