この前、河瀨直美炎上に関してこのブログに書いたら、昨日、文春が上記に引用したURLで河瀨直美氏の暴力事件を報じていた。またまたこの記事は炎上中。
私は、東大入学式での河瀬氏の問題発言とこの記事は底辺で連動しているような気がしてならない。河瀬氏が東大入学式で講演した時にその発言が炎上し、たまたまTwitter上でそれを目にして、当ブログに書いたが、それまで恥ずかしながら河瀬氏のことを全く知らなかった。
「千丈の堤も螻蟻の穴を以て 潰(つい)ゆ」と言われる。驕り高ぶる人は、気づかぬうちに人を傷つけ、それが積り積もると、本人はその自覚がないまま事件を起こし、そして転落が始まる。それは本人の所為ではない、と言い張る。これは奢った人の典型的な反応でもある。
これから河瀬氏は、「私は悪くない」と声高に主張し続けるだろう。安国寺恵瓊が織田信長に会って信長のその後を予見した言葉として「高転びに、あおのけに転ばれ候ずると見え申し候」がある。
以前、民主党が政権を取り、私が住んでいた柏市内に、党の重鎮らが喜び勇んで来て街頭演説をしていた時、私は偶然にその場にいた。
その時、媒体で有名な自己顕示欲が異常に強い女性議員が、得意満面で回りに集まった民主党支持者に「これから日本は変わる」と声高に叫んでいるのを見て聞いた。
私は、安国寺恵瓊の言葉を思い出し、それを彼女の旦那に電郵した。「彼女はいずれ高転びに転ぶだろう」。すると彼はこう返信してきた。「あれは落ちて大けがを負わないと自分が何をしているか分からない」。
しかし、彼女は旦那の心配が杞憂に終わるように、それ以降3年間民主党政権が終わるまで華々しい活躍をし始めた。そして旦那の彼女に対する見方が変わり、彼女に擦り寄って行くのを私は目にした。それで私達の関係は終わった。
彼女と旦那は離婚したが、その原因は私には分かる。彼らは仮面の夫婦だったとしか思えない。
河瀬直美氏は文春に反論している。その口撃はほとんど民主党女性議員のそれと全く同じにしか見えない。自己弁護すればするほど、阿修羅のような様相になる。ここでプーチンが自己弁護している姿と重なってしまう。
哀れなるかな、奢れるものよ!