こんにちは。
こちらのブログにお越しいただきありがとうございます。
今回のお話は間取りを考えるにあたって一番重要視した要望についてです。
これを重要視するようになった理由は旧居での暮らしを振り返る必要があります。
旧居は角地だったのですが、南側と東側に家が建っていて、特に1階東側の窓は10年暮らしてほとんど開けたことがありませんでした。
南側の2階リビングには大きな引き違い窓があったのですが、手を伸ばせば隣の家に届くような距離感だったため、年中レースカーテンを閉めていました。
西側には60㎝×60㎝くらいの小さな窓が二つついていて、サイズ的にカーテンをつけなかったのですが、夕方になるとこの小さな窓から西日がめちゃくちゃ入ってくるので、眩しくて仕方がない!
そして一番残念だったのは、せっかく道路に面していた北側に、そもそも窓がなかったことです。。。
まあ北側だから設計した業者もつけなかったんでしょうね。
旧居では家全体の2割くらいの数の窓をほとんど開けることがなかったのですが(トイレとお風呂の窓は掃除の時のみ)、
これは割と建売住宅ならあるあるなんじゃないかなと思います。
次にカーテンの問題です。
旧居に入居する際のことをしっかり覚えているのですが、気に入るデザインのカーテンを見つけるのって難しくないですか?
購入時に相当悩んだ記憶があります。。しかも窓のサイズによってはかなり高い。。。
うちは結構植物やオブジェのようなものをたくさん置いていて、ごちゃごちゃした印象だったので、とにかく無難なものを探しまくって、何とか無印良品で見つけたのですが、良くも悪くもない、探した労力とコストの割には気に入ったものではありませんでした。
デザインによっては変に悪目立ちするリスクもあるため、個人的にカーテンをつけるメリットは目隠しになることを除けば、多少部屋が温かくなる、ことくらいです。
注文住宅を建てる醍醐味は、自由に間取りやデザインを決めることができることだと思いますが、旧居での経験を経て注文住宅を建て終えた今、僕の中でそれをさらに具体化すると、
「窓のサイズや位置、種類や数を自由に決めることができる」
ということだと感じています。
もちろん予算や物理的なハードルがあって完全に自由ではないですが、土地を気に入った要素の中には周りの景色という要素もあって、それを日々楽しむためには、窓のデザインが不可欠である、と今、新しい暮らしの中で実感しています。
家の中にいながら外の景色を楽しむためには、カーテンを開けた窓から見るしかないですから。
「窓をつける」=「予算が増える&断熱性能が下がる」ですので、旧居のような無駄な窓をつけることはできませんし、つけたくもありません。
この選択ができることこそ、建売戸建に住んだ経験を持つ僕にとっては、注文住宅を建てる醍醐味だったと言えます。
よって、
「出来る限りカーテンがいらない位置に窓を配置する(そうなる間取りを考える)」
これが我が家の土地と工務店の選定において、重要な位置を占めていたと思います。
「どういう家を建てるか」より「どこに家を建てるか」を重要視される方は少なくないと思いますが、我が家もまさにその考えであり、その土地の周辺環境や景色、その土地のどこに家を配置するか、というところまで考えることが、満足のいく注文住宅を建てることに繋がっていったと思います。
今回はちょっと流れから脱線して、我が家(特に僕)が注文住宅を建てるにあたって重要視した点をお伝えさせていただきました。
次回は工務店探しの続きに戻ります。
ここまでご覧いただきありがとうございました。