横浜FC戦の当日だけど、先ごろの株主総会で23年度売上過去最高とスタジアム建設のことが出ていたのでそれについて。
(「」内は社長発言要旨です)
「計画のスタジアムについては民設民営でを謳い上げていたが、それが困難となり(あるいは分かり)、公営での建設に方針転換する」ということだ。
言葉遣いとしては、「公営での建設を視野に入れた」とか婉曲な表現を使っているが、要するに自分らで建てることは無理!ということだ。
私は、端から民設なんて無理だと思っていた。何を今さら、今になって、という感が強い。
(できっこないことをやらなくちゃ!はどうした?)
そしてこうも言っている。
「単純に『公設』と言っても、手に入るものではない。機運を高めるためにも、トップチームの成績が求められる」
それなのに、
「売り上げが伸びた分はフロントスタッフに投資した。現在はその局面である」と言っている。
ははーん、それで今年の新卒・若手ばかり選手編成の意味が分かった。
要するにトップチームへの投資をケチった、ということだ。
纏めとして、
「内容が(クラブ経営の)上がる体制ができたので、トップチームに投資し、結果を出していきたい」とも言う。
トップチーム強化はこれからで、皆さん長期スパンで見て応援してください、というわけだ。
さすが視野の広い経営者は物事の順序ということを分かっている。
しかし(株)ホーリーホックが扱っている商品の屋台骨は何か? それはやはりサッカーというスポーツそのものに決まっている。
下地作りと言いながら、商品を疎かにする態度を数年続けていれば、会社への信頼も期待も好奇心も薄れ、人心は離れて行くだろう。