銀閣寺さんを後にして、哲学の道へ☆
西田幾多郎さんの
「人は人 吾はわれ也 とにかくに 吾行く道を吾は行くなり」
という晩年の句が自筆の書で彫られた記念碑があり、新年に心に響きます。


ふと道添いに素敵な建物が。

哲学の道の案内も建物の横にあります。

こちらは元は洋館のカフェだったそうですが、今は「うるしの常三郎」という漆器専門店でした。
(お店全体像のお写真はお店のブログよりお借りしました)
日本の職人を応援する漆器専門店だそうで、「伝統を未来に残すプロジェクト」として、原木から制作まで日本製(ALL JAPAN 商品)、職人が安心して生活できる工賃を守りながらできる限り価格を低く抑え、外国の品でなく日本の漆工芸品を気軽に使ってもらうことで、日本の漆工芸を明日に残していく、という活動をされているお店でした。
こういう活動、大いに共感します!
店員の女性もとても気さくでお店の空間も気持ち良く、私が特に気に入った栗の木の特性や漆の種類、塗りの名前の由来などなど、丁寧にお話くださいました。
茶道などをされる方なのか?作品を取ってくださる時やお会計の際など、そっと手を添えられる動きが美しく、意図的でない自然なその動きは、その方の控え目な美しい内面も表しているようでしばし見とれてしまいました(*´Д`*)
ああ、今年は仕草美人も目指したい(笑)!
そうそう、独楽は「運気を動かす」幸運のモチーフなのですって!
独楽の丸盆や棗など、色とりどりの漆が使われた素敵な作品がありました。
今回は、独楽の箸置き(新年のちょっとしたプレゼントにもおススメ!)と、人気のモチーフ=片口の古代朱塗りのお椀をいただいてきました(*^^*)

ところで包装紙を開ける際、包装の折り目の美しさにもしばし見とれ(笑)

なんというか美しいですよね、この斜めの線達が(笑)

こういう包装をお話しながらパパパッと出来てしまう店員さん、凄いなあ。
そして丁寧で美しいこの包装を開くとき、不思議ですが改めて包んだ人の心・内面が伝わってくるのです。
人の内面は、いま目の前にいなくても、ものや何かを媒介として伝わるもの。
一瞬一瞬をどんな気持ちで過ごしているのかが、そのまま現れるのですね。
元旦の出逢いから気付かせていただいた今年の心がけです(*^^*)
漆器は津軽塗りも好きで汁椀など使わせていただいていますが、日に日に味わいを増すものを生活に取り入れ、丁寧に暮らしていく日本の豊かな時間、今年も大切にして行きます(*^^*)
銀座5丁目にも路面店があるそうなので、関東の方もぜひ行かれてみてくださいね(^_-)-☆
うるしの常三郎
http://www.urushino-kyoto.com
☆★☆【今後のレッスン・イベント】☆★☆
◎1/10・23・31 ホリスティック美人塾@自由が丘
◎1/25(月)18:30~お月見気功@清澄庭園
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◎1/29(金)face to face主催レッスン@東銀座
http://s.ameblo.jp/face-to-face-since2014/