先ほど表参道駅にて、存在感ある羊さんに出会いました☆
正体は根津美術館で開催中の「動物礼賛」展のポスター(*^^*)
今年の干支の未年にちなみ、羊をはじめとする動物モチーフを扱った絵画・工芸の作品を展示した特別展だそうですが、中でも注目は、両脇に羊の半身を象った古代中国の青銅器「双羊尊(そうようそん)」。
大英博物館が所蔵する双羊尊が来日し、根津美術館所蔵のものと、世界に二つしかない双羊尊が初めての顔あわせだそうです!
双羊尊の「尊」とは、神や天帝に捧げる酒を入れる容器を指すそうで、筒状の器の両脇に羊を表わす形は、古代中国の彜器(いき=神や祖先をまつる儀式に用いる器)のなかでも希少な作例だそうです。
他にも、鎌倉時代の仏教画・十二因縁絵巻(人生の苦悩の原因を12段階に分けて説明したもの)や、虎が人を抱きかかえる様子を表わした虎卣(ゆう=釣手のある器)など、なんとも面白い作品が展示されているようです。
⬆︎神虎が、邪鬼を食べようとする、あるいは人間を守る、との説があるそうです。
2月22日まで開催しているそうですので、ご興味のある方はぜひお出かけください☆
★http://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/
★http://www.museum.or.jp/modules/topics/?action=view&id=578