歯の治療の時に金属を削るときに多量に出る金属の削りカスや
歯の詰め物や被せ物からイオン化して溶け出る金属などが
人類が体の中に取り込んでしまう重金属のかなりの部分をしめていると前回お伝えしました。
重金属の蓄積でさまざまな病気や身体・精神症状が出ることも述べました。
その中であれ?以外!と思われる症状の一つに『腰痛』があります。
実は重金属の蓄積で症状が出るのは腰だけではありません。
首痛や肩こり、顎関節痛など様々なところに症状が出ます。
これらのことはあまり知られていることではありません。
どうして重金属の蓄積で腰痛を始めとするそのような体の痛みが出るのでしょうか?
詳しいことは分かっていませんが、いくつかの仮説はあります。
一つはフリーラジカル(活性酸素)の問題が挙げられます。
酸化ストレスが筋肉に障害を与えて痛むのだということです。
他には、重金属の蓄積で筋肉やコラーゲンの質が変化するという説もあります。
重金属の蓄積で筋肉やコラーゲンの質がぎゅーっと収縮しやすいものに変化してしまうのだそうです。
つまり腰や肩や首や顎関節周囲の痛みは筋肉のが固く縮んでしまった結果の痛みであるという説です。
私はフィシオエナジェティックという代替医療のARテストというクライアントの身体をつかって反射テストで腰痛や首痛などの原因を探ることがあります。
その時よく反応として出てくるのが『重金属』の反応です。
意外なことに腰痛や首肩の痛みで『重金属』の反応が出る確率はかなり高いです。
口の中の金属を除去して重金属のデトックスを進めると
腰痛や首や肩や顎関節の痛みが無くなることがあります。
痛みが無くなるだけでなく柔軟性も格段にアップします。
前屈で指の先が膝くらいまでしか曲がらなかった人が、
口の中の金属を除去して、さらにデトックスすると
床に指先が触れるくらいまで曲がるようになる事もまれではありません。
↑ 術前
↑ 術後
重金属⇒腰痛
重金属⇒首痛
重金属⇒顎関節症
重金属⇒肩こり、五十肩
という図式はあまり知られていませんが実はかなりの割合をしめています。
巨大な盲点、、、、点どころか面になっています。
ですから重金属⇒腰痛という図式は盲面です。
もしその痛みが重金属から来るものならば、
口の中から金属を取り去る
デトックスする
金属を排泄できるように代謝をサポートする
などに取り組まないと改善いたしません。
もし何をやっても改善しない腰痛、首痛、肩痛、顎関節症などをお持ちなら、
重金属の問題をチェックすべきでしょう。
そして、その際はフィシオエナジェティックのセラピストや
重金属とそれらの痛みの関係に明るい歯科医師に相談することをお勧めします。
その際くれぐれも万全な金属の削りカス対策、金属ガス対策は忘れずにしてくださいね。
あなたの健康と良好なQOLのために
おおはし歯科クリニック院長 大橋康之