『感染根管を持つ歯』の悪影響の情報はたびたび発信してきた。
(感染根管と歯の神経を抜いた後、バイ菌が繁殖している歯、または神経が死んで腐敗した歯)
感染根管は橋本病、関節リュウマチ、線維筋痛症などの自己免疫系の疾患の原因の一つであり、皮膚炎を引き起こしたり、その歯と関係する臓器に疾患を引き起こすことがあると言われている。例えばこの症例。
50代男性
主訴:昼間から眠たい、残尿感、頻尿感、抑うつ
フィシオエナジェティックのARテストで症状にフォーカスして原因を探ってゆくと、、、
右側中切歯(一番手前にある前歯)の感染根管の歯と歯根周りの顎骨病巣が反応してきました。
その歯が原因になって前立腺肥大、甲状腺機能低下も起こしている模様
その歯は7~8歳の時に転んで顔面を強打したときに脱臼した歯で、
その際整復と固定と同時に神経を抜くという処置をしていたそうです
中切歯は生殖器や前立腺、膀胱などに経絡的に影響する歯、
また感染根管は橋本病という自己免疫系の甲状腺機能低下の原因にもなります
(感染根管は橋本病だけでなくその他の自己免疫系の疾患の原因の一つです。)
昼間の意識レベルの低下や抑うつ傾向は甲状腺機能低下からきている模様でした
甲状腺が機能低下状態にあると以下のような症状が出ます
*冷え(手足が冷たい)
*低体温
*皮膚の乾燥
*肌荒れ
*むくみ
*便秘
*腸閉塞、
*抑うつ
*PMS
*生理痛
*不妊症、不育症、習慣性流産
*感染症になりやすく、治りにくい
*徐脈、頻脈
*抜け毛 (眉毛の外側が薄くなる)
*疲労感
*肥満
今回のケースは感染根管がそもそもの原因だったようです。
この問題をクリアしないと甲状腺そのものの治療をしていただいてもなかなか改善はしないでしょう。
そこで感染根管と顎骨病巣にアプローチしました。
今回は反応が早かった
処置した翌日には残尿感は無くなり
昼間の意識レベルの低下も無くなり
抑うつ傾向もほとんどなくなった
(早い!ツボにはまると、ときたまハリーポッター並みに魔法のように治ってしまうことがある。
しかし、すべてがそううまくゆくわけではないので念のため。)
この早いレスポンスはおそらく経絡という情報の分野の影響が大きかった、ということなのだろう。
感染根管、顎骨病巣、、、いろいろな問題を引き起こします。
悪影響がとても大きいです。
全国、全世界の歯科医師の皆様には一本の歯がそこまで心と体に影響しているのだよ!
という認識を持っていただきたいものです。
歯科医師が様々な病気を作ってしまうこともあるし、
様々な慢性病の治癒の助けになることもできるということなのです。
ポイントはそういう問題意識を持つということと、正確な診断方法を持つということです。
フィシオエナジェティックは最もそれにふさわしい技術です。