パラジウム合金が体にフィットするってありえますか? | 病気を改善する、健康を増進する歯科治療

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読者からの質問に答えます。

『その後、先生の過去ログを読み遡ってホリスティックな治療というものを学習しております。
セラミックが万能でないことはわかりました。
そして、その人にあった歯科材料を選ぶためには、詰め物を除去した上でデトックスしてからテストする必要があることもわかりました。
さて、(もっと読み進めれば答えは過去ログにあるのかもしれませんが)
今の詰め物がアマルガム水銀である場合は、詰め物除去に悔いなし・・だと思いますが
セラミックが万能でないとしますと、テストの結果、最適な歯科材料は、合金パラジウムです、もともと合金パラジウムが入っていたから、もとのままで良かったですね、というようなことになる場合もあるのでしょうか?』

あり得ないことではありません。が、非常にレアなケースでしょう。ちなみに、いままでそのような人には出会ったことはありません。
仮にARテストで金銀パラジウム(以下金パラ)でOKが出たとします。
しかし、金パラで口の中を統一しても電流がかなり流れることがあるということは判明しております。
ガルバニー電流を最小限に抑えるためにもパラジウム合金はおすすめできません。

『非常に身体の状態が悪い患者さんの場合は、そんな漫画みたいなことはおそらくないでしょうけれども
私は、肩こり・首こりに長年悩んでいて
ふと、歯の金属詰め物が関連しているのでは・・・と思って調べ始めたことが
おおはし先生にたどりついた経緯でして
歯が悪くもないのに歯科治療をすることで
却ってなんらかの不具合が出るのでは・・・という気持ちがあります。』

ホリスティック歯科治療では歯だけ、口だけをみて治療しておりません。
全身のコンディションと心の分野まで含めて全体をケアしながら進めるのがホリスティック歯科治療です。ですから始める前から心配することは無いと思います。
基本的な認識としては、
粗悪な材料が歯に被せてある詰めてあること自体歯が悪いと考えております。
歯は生きた臓器です。生きた臓器に毒が嵌めてあること自体最悪なことだと思いませんか?
歯髄(歯の神経)がある歯は常に血流があります。
歯にしみ込んだ有害なものがその血流に乗って体じゅうを循環するのです。
また歯に詰めてあるこということは口の粘膜に24時間365日接触しているということでもあります。
口腔内の粘膜は消化管の一部です。化学物質の吸収力は皮膚の比ではありません。

『口の中に、重金属があるということは、
喩え、身体全体の調子がまあまあ宜しくて、本人にとって(100g程度の)軽い負担だったとしても
負担は、負担、ずっとそれを背負って生きますか? 言われると、是非、金属をとりたいな・・と思ったのですが、
セラミックにもセラミックの問題がある・・・という記事を読んで、
上記のような疑問がわきました。』

金属でも質の問題種類の問題があります。質の良い貴金属ならば問題はおきづらいです。
セラミック、金属それぞれ一長一短があります。
万能の材料はありません。
長所短所を知ってあとはどう判断するかです。
それはご本人の価値観の問題になります。



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