ガルバニー電流による障害はホリスティック＆バイオロジカル歯科医としては２０年以上前からその問題を認識し臨床の現場で確かめて来た事柄であるがなかなか一般の治療家達には知られていないか知られていても重要視されてこなかった事柄である。また簡単なテスト法も無かったので分かりにくかったのであろう。ところが先日のラファエルDOのフィシオエナジェティック顎関節Ⅱのクラスで多数の治療家の方々にその問題点と簡便なテスト法が教授されたので多くの治療家に認識されるようになった。そこで治療の方々から多くの反響をいただいている。ガルバニー電流から来る問題を抱えている患者さんが多数いたとか、歯の何らかの問題から障害を起こしている患者さんが多数いたとの反響を得ている。
問題なのはフィシオエナジェティックなどを駆使している先進的な治療家から紹介出来る歯科医師がごく限られているということだ。それは水銀アマルガムの害の点でも同様なことが言える。実は先日とある医療ジャーナリストから取材を受けた。水銀アマルガムの害についての本を出版するので意見を聞かせて欲しいということだった。そこでも話題になったのは水銀の害があることはわかった。でもどこで安全に除去できるのかが問題だという点だった。
人によっては無造作に無防備に水銀アマルガムを削り取ると急性水銀中毒の状態になってしまう。急性水銀中毒にならなかったとしても多量の水銀をはじめとする重金属を体内に取り込んでしまうことになってしまうので好ましいことではない。水銀を取り込まないようにいかに安全にアマルガムを除去するかはとても重要なことなのだ。しかし歯科医に水銀の害に対する問題意識自体がほとんど無いので安全な水銀アマルガム除去法はあまり普及していない。一般人や代替医療の治療家には問題意識はあるのだが肝腎の歯科医にはなかなかそれが見られないので患者は苦労するということになってしまうのだ。
ホリスティックな歯科医の養成が急務である。２年前からホリスティック歯科医師の養成プロジェクトを立ち上げたのだがなかなか歯科界の反応は鈍い。そこで近日中に安全なアマルガム除去の方法をDVDにまとめて公開することにした。それは上記の医療ジャーナリストの取材を受けたことがきっかけである。（受け皿が無いということは深刻な問題である。）
歯科医にはアマルガムを安全に除去出来るだけでなく確実にデトックスできるようにもなってもらわないとならない。だから第二弾として水銀の確実なデトックスのあらましも画像にして公開して行こうと思っている。デトックスを個人個人の体質と状態にあわせて確実に行う為には医療の専門家に対してでも少なくとも３日間ほどのクラスの受講が必要である。だから具体的に出来るようになっていただくにはリアルなセミナーに参加していただく必要はあるのだ。だが、とりあえずはその必要性を多くの歯科医師に知っていただかなくてはならない。だから安全な確実に水銀を防御するアマルガム除去法と水銀および有害な重金属のデトックスのあらましの２本のDVDを製作することにした。それは英語版も作るので全世界に流布されるものと期待している。
私が取材を受けたアマルガムの害に関する書籍は第一段と第二弾があるそうだ。私の取材内容は第二弾に掲載される予定のようだが第一弾は海外の書籍の訳本で１０月に出版されるようである。詳細が判明したらこのブログで報告いたします。
要注意！！
水銀アマルガムの除去はラバーダムでは不十分です！！ラバーダムのみだと水銀はただ漏れです。