紐解く ⑤ | 病気を改善する、健康を増進する歯科治療

病気を改善する、健康を増進する歯科治療

歯科治療でで病気にならないように、歯原病からの回復で健康人生を取り戻そう。リュマチ、線筋痛症、皮膚炎を改善する、認知症を予防する、寝たきりを減らす、健康寿命を延ばす歯科治療

長らく更新をお休みしていましたが再開したいと思います。


HANAKOインタビュー記事の原文の解説をしています。まだ①の途中ですが気長におつきあいください。

以下原文引用。


『免疫力改善、自律神経バランス、筋肉・骨格のバランス、血行、新陳代謝スピードなどを整えつつ』


ホリスティックに診療を進めて行くということは様々な分野を総合的に見てゆくということでもあるのです。全体的に見るというと部分と全体の関係、全体と部分の関係性、部分と部分の関係性を総合的に捉えて考えて行くという観点ももちろんあります。しかし本当はそれだけでは足りないのです。様々な次元、様々なレイヤー(層)、様々な分野から物事を捉えて行くというもう一つの観点があるのです。


様々な次元から人間を見て行くというその次元とは「免疫」とか「代謝」とか「筋肉骨格のバランス」とか「自律神経」とか「解毒・排泄」とか「ホルモンバランス」とか「感情」とか「信念」とか「情報処理・情報伝達」とか「微生物」とかいろいろです。

それらの次元とかレイヤーとか分野などをざっくりと高い視点で眺めてみると5つのレイヤーに大別できます。それは、、、


1、身体構造

2、生体化学

3、精神心理

4、情報

5、エネルギー

です。


それらの中のどれかが欠けてもホリスティックとは言えません。


「何とか療法」というものが世間には星の数ほどあふれています。

それぞれそれなりに効果があるという『体験』をする治療家や患者がいるから存続しているのだと思われます。しかしそれぞれどれかの分野に特化している『療法』がほとんどです。ある分野に特化すればするほどその他の分野やレイヤーは『盲点』になり治療家にとってあたかもその他のレイヤーは存在しないがごとくな日常を体験し続けるわけです。その人にとって『盲点』の影に隠れたものは宇宙に存在しないと同じことなのです。

(だからといって影響を受けないというわけではありません。)


例えば『セラミックが素晴らしいそれが最高の歯科材料だ』と信じ込んでいる歯科医師にはセラミックの被せモノで苦しんでいる患者さんの声は聞こえません。


『インプラントは最高の補綴法だ!』と思い込んでいる歯科医師にはインプラントで健康を害している人の姿は見えないのです。たとえ患者さんがそれを訴えても因果関係を認識できないでしょう。


『ほとんどの病気の原因は歯の噛み合わせや顎のズレから来ている』という信念を持つ咬合治療の歯科医師には噛み合わせや身体構造的な体の歪み以外の病気の原因はあたかも存在しないように世界は見えるのです。

しかし本当のところは「歯の噛み合わせ」とは全く関係のない症状や病気は沢山あるのです。どんな噛み合わせの名医にかかって何年治療しても噛み合わせと関係無い病気は治るはずも無く、関係無い治療をすればするほどかえって悪くなることが多いでしょう。そういうケースの患者さんは沢山見て来ました。


ホリスティック歯科はフィシオエナジェティックという代替医療の治療体系を取り入れて上記の5つのレイヤーからくまなくクライアントを捉えるシステムを持っています。ですから最も『盲点』が生じにくい本当の意味での『ホリスティック』な歯科治療であると自負しています。


同じレイヤー内での全体性

複数のレイヤーを捉える全体性

その二つがそろってこその「ホリスティック」なのです。