先日の記事を読んで、
「歯をとるのか、健康をとるのか、どっちかを選びなさい!」と読み違えている人もいるかもしれない。
きちんと読んでいただければ私がそう主張しているのでは無い、とおわかりになるとは思うのだが、
さらっと読み流した人は「歯か健康かどちらかをえらびなさい!」と誤解している恐れもある。
そこで補足説明をしたいと思います。
要は、どんな状態が後戻りできない限度を超えているか?という点です。
その限度とはいろいろな条件で変化します。
その条件とは
その人の
年齢
体質
体力
現病歴
既往歴
基礎疾患の有無
その人の目標とする状態、価値観
その歯の
歯根の内面にある管の形
歯根に亀裂が入っているかどうか
歯根周りの病巣の大きさ
将来に渡り安定して良い状態が維持できると予想できるか(予知性が良いか?)
その歯の所属する経絡と家族歴や基礎疾患の関連性
などを勘案して限界点を超えているか否かを判断する必要があります。
最終的にはフィシオエナジェティックで確認します。
もちろん歯を保存しつつ病巣を消去してゆくことも可能な場合もあるわけで、
その場合は二者択一ではなくどちらも共存できるというわけです。
ということは、同じ人の口の中でも。これは保存可能!でもあちらはちょっと無理!ということもあります。
もし限界を越えている(歯を保存する方法では難しい状態)ならば抜歯して
顎骨の病巣(Bone cavity, Focus maxillaly, Kiefer ostitis, NICOとよばれているもの)
を摘出する手術(Bone cavitation)が必要になります。
Bone cavitationという手術を成功裏に行える歯科医師はそう多くありません。
実は、抜歯してソウハすれば事足りるという単純な事では無いのです。
その手術を成功させる条件があるのです。
それは以下の通りです。
どこに病巣があるのかを知る。(部位)
どこからどこまでが病巣なのかを前もって知っておく。(範囲)
手術中、病巣が取りきれたかの適切な判断。(評価)
(取りきれないと病巣はそこに残り続ける場合が多い)
病巣を取り切った後のさらなる仕上げの処置ができる。(より確実にする。)
病巣が再発しないような予防処置ができる。(アフターケア)
手術後に病巣は再発していないかを経過観察し適切にスクリーニングできる(再評価)
(レントゲンだけではわかりませんので他の検査法を併用します。)
再発していた場合の適切な対処ができる。
いかがですか?ここまでやってこそ十分と言えるのです。
それができるような歯科医師を養成するのがホリスティック歯科のコース なのです。
ということで現在養成中です。
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