歯科治療の前に腸を治せ! 決定版!正しい歯科材料の選び方。⑥ | 病気を改善する、健康を増進する歯科治療

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腸のコンディションが悪い人はほぼ例外なく

腸の粘膜の細胞と細胞の間がゆるんでスカスカになっています。いわゆるリーキガット症候群の状態です。


(リーキガット症候群:日本語ですと漏出性腸管症候群といいます。消化がまだされていない、高分子の状態のたんぱく質が腸の粘膜から体内に漏れ入ってしまうことによって起きる様々な不快な症状のことです。医師でもそんなことはあり得ないという認識の方がときどきいますが、実際あることなのです。それは臨床検査で生化学的に明らかな数値を得ることができます。)


腸には腸の免疫システムがあります。

腸の粘膜のすぐ裏側にある腸の免疫細胞が腸の免疫システムをつかさどっています。

腸のコンディションが悪いとその腸の免疫システムが混乱します。

腸免疫が敏感に何にでも反応するようになってしまうのです。

(逆に鈍感になることも考えられます。)


なぜそのような事が起きるのか?というと

腸粘膜の細胞同士がスカスカにゆるんでしまうんのでどんどん異物が漏れて入ってきてしまうからです。

異物とは消化される前の主に高分子のたんぱく質です。

ですからどんどん様々なたんぱく質に抗体ができてしまうのです。

(いろいろなたんぱく質がアレルゲンになるということです。)


そのような状態ですと体に相性の良いと思われる歯科材料を入れても数カ月後に問題が起きます

それは相性が良かった物質だったにもかかわらず、

その材料にアレルギー反応を起すようになってしまうのです。

すこしずつ唾液に溶け出して飲み込んだものが

敏感になりすぎた腸免疫によってアレルゲンになってしまうのです。


ですから腸のコンディションが悪い人は体に合う材料で歯科治療しても、

その瞬間は良いのですが

長い目でみると安心できないということです。


だからこそ腸の状態を整えるということは大切なのです。


つづく