おはようございます!
昨日、近所を歩いていたら郵便配達のバイクがEV(電動)になっていたのを目撃しました。
「ヒュルル~ン♪」という音がして、静かなEV車とはまったく違うテクノな音がしました。
小さく、大きな発見でした!
今日は身体のことを
突然ですが、「拮抗筋(きっこうきん)」てご存知ですか?
骨の反対側にある筋肉で、互いに反対の動きをする筋肉のことをこう呼びあいます。
(例えば、腕を”曲げる”筋肉と、”伸ばす”筋肉は互いに拮抗筋です)
バレエは、拮抗筋を両方効果的に使えるとと自分の感覚や動きが変わる踊りだなぁと常々思います。
例えば良く言う「かま足」「バナナ足」
これは、前脛骨筋(ぜんけいこつきん)というスネの筋肉にチカラが入りすぎていて
逆に、腓骨筋(ひこつきん)という拮抗筋が使えていないのが原因です。
(腓骨筋は、ひざ下外側にあるグリグリした骨のちょっと外側にある細い筋肉です)
また例えば、足を後ろにあげるアラベスクなんかで腰痛をおこしちゃう場合は、
腰にばかり意識がいってチカラを入れて縮めすぎていて、逆に、反対側の腹筋が緩んでいて使えていない場合が大変多いです。
アラベスクで腹筋が効果的に使えると、今まで入れていた腰のチカラは何だったの?と思うくらいに必要ない場合があります。
こういうの、アレクサンダー・テクニークのレッスンに来られた生徒さんと良く探求しました。
拮抗筋の発見による変わり具合が大きくて、「おぉ!」という驚きと喜びに満ちたレッスンはとっても楽しくて良い思い出です。
あぁ、またレッスンしたいなぁ、とも思います。
でも今は自分と向き合いつつ、、
最近の私のバレエ、鍛えてない筋肉、目覚めてない筋肉が多くて毎回苦労してます。
ついついかま足になりがちで、腰痛もあったりします。
一生懸命がからまわりして、つい使いやすい、昔のクセのやり方をやってしまう。
そんな時には、ついチカラの入れすぎた部分をちょっと緩めて、そして逆のところにある筋肉に「拮抗筋よ、おはよう!目覚めておくれ~」という願いをこめつつ動きと感覚を探ります。
あとは自宅で腹筋したり、内モモ鍛えて目覚めるようなエクササイズしてみたり、いろいろトライしてみます。
インナーマッスルが大事!とバレエでは良くいいますが、外側の筋肉を使わないわけでは決してないし、全身としてどうなの?踊りとしてどうなの?という探求に終わりはありません。。
踊りそのものが大好き!だけどこんなマニアックな探求も私がバレエを好きな理由のひとつだと思います。
日々是好日
ステキな週末となりますよう♪