読書感想「線は、僕を描く」砥上裕將 | HYGGE 創作活動·読書感想

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こんばんは( ´_ゝ`)ひろむです。
こんな深夜にひっそりと更新です。


それもこれも、スマホで色々
見ていたらこんな時間に!(;´_ゝ`)


巣籠もり中外出できなかった時
こんな雑貨や服が欲しい。
美味しそうなご飯のお店行きたい!と、
写真をスマホに貯めていたのですが
いまだ実行中の深夜です(笑)

それは横に置いておいて……


今日紹介するのは、
本屋大賞「流浪の月」が受賞した回に
ノミネートされていた作品の一つです。



線は、僕を描く」砥上裕將 講談社


両親を亡くし傷ついた主人公・
青山くんが、水墨画と色んな人たちと
出会い、癒され、前へ進んでいく。
静かながら優しい物語です。

水墨画は白と黒だけなのに、なんて
色彩豊かな世界に見えるのだろう。
そんな風に読んで感じました。

そして水墨の世界を知れば知るほど、
孤独から解放されていく青山くんの
姿がとても清々しくて、一気に読了(^-^)/

この物語のタイトル。
「線は僕を描く」は、
ああ、こういう事だったのかと、
読み終えた時、すっと胸に染みる
キーワードとなります(*´ェ`*)

繊細で温かい、再生の物語。
おすすめしたい一冊です!


ひろむ

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