みなさん

 

 

こんにちは。オラ1008のASAPJAPです。(*'▽')

 

さて、今日は、経営者はどんぶり勘定とGラッシュのはなし。先日、わたしのところへも、メール案内が来ていました。

どのような内容かといいますと、、、飲食店経営者に対して、「どんぶり経営を抜け出していこう」のような感じのもの。

ずばり、「脱 どんぶり経営」ということでしたが。。。

 

たしかに、今回、COVID-19で、露呈された飲食店の財務体質の脆弱さ。

 そもそも、飲食店はお金がかかりすぎるのでもうからないとだけ、言っておきます。

固定費、人件費に加え、食材ロス率、販促費。人が来ない日でも、店を開けないといけない、ということ。

 

これだけでも、、、もうからない構造になっているのがお判りでしょうか。('ω')

 どのジャンルの店にするか?ということにおいて、一部の低コスト出店でなければ、なかなか、厳しいのが本音なところです。

 

「どんぶり経営」とは、いかに、社長が感覚で経営をしているか?ということに尽きます。

 感覚的にやっているから、的確な経営判断ができないということです。今回、COVID-19で、経営判断が分かれました。そこで、生き残れるか、残れないか、の瀬戸際の渦中にいるわけです。('ω')

 

では、正しい経営判断をするのに、正確に数字を理解して、決算書を読めればいいか?というと、そうではありません。

 

もちろん、数字を理解して、的確な経営判断をすればいいのですが、両方できる経営者は、少ないかもしれないと感じます。

 

わたしが担当してきた経営者でも、正直、感覚でやってきた人は、数字認識が甘い。

 甘いから、数字に対しての意欲がないので、未達でも、気にしない。また、未達でも日常生活が回りやすい、女性の場合は、より、顕著です。世帯主で、自分が稼がないといけない立場の人でも、お金に余裕がある方や、第三者のサポートがある場合は、まったく、ここが欠如しています。

 

つまり、なんとかやれている現状に甘んじる傾向があるということです。(*'▽')

 

ただし、会社員でも経理を担当した方が起業する場合などは、かなり数字意識が高いです。が、、、的確な経営判断ができるか?というと、そうでもなかったりもします。

 

数字が読めれば、経営できるんじゃないの?('Д')と思われがちですが、そうではなく、数字理解はシンプルに頭に入れておきながら、経営センスを持ち合わせているか?がポイントです。

 

ここは、経営者の資質という項目になるのですが、ココが高いかどうか?ということです。

 

例えば、よく言われる事例ですが、カリフォルニアのゴールドラッシュ時代、金を掘らず、金を掘る道具、スコップを販売して、成功したという話。

 ここで、自分ならどっちに行くか?(';')

金が出るかわからないけど、一攫千金にかけるか?周辺ビジネスで確実に儲けるか?(*'▽')

 

これは、ビジネスモデルを構築するときに、かなり重要な考え方です。

 全く何もないところから、構築するか、利用できるオープンソースや、プラットフォームをうまく利用して乗っかっていくか?

 

当時の広告(1849年)を見ると、船で35日かけて向かうにあたって、速い!安全!安い!と書かれた広告があります。

お値段は、90 ドル。いわゆる、当時の通行料です。けっこうしますね。。。(*'▽')

 

船会社もそれなりに、もうかったんじゃないかと思われます。

往復するし、たくさんの人が乗っただろうと思います。

宣伝文句を見ると、200人規模だったよう。しかも、まぬけな野郎ども!集まれみたいな、、、。キャッチーな広告でした。

データでは、15万人が海路で、15万人は陸路からとなっています。

 

ずばり、一攫千金を狙う間抜け野郎ども、来ないなんて言わないよな!くらいの勢いが、、、あります。

裏を返せば、こんなことに挑戦するのも、間抜けなやつらだとも言えますし、、、('ω')

 

この話の裏話としては、スコップを販売して設けたサミュエル・ブラナンが有名ですが、実は、一番最初に、この土地で金を発見したのは、農業帝国を作ろうとして、現地入りしていた、サクラメントのジョン・サッターと彼が雇った現場監督のジェームズ・マーシャル。

 金を発見して、それを口外せず黙っていたところ、、、ブラナンが介入してきて、瞬く間に、内外から多くの採掘者が現れて、せっかく、雇った農業従事者も全員、採掘者になってしまい、事業は失敗した、、、というはなし。

彼は、生涯困窮し、その様子をみた長男は、確実に財産を築いた、という。(´;ω;`)

 

【まとめ】

 

先見性と経営センス:サミュエル・ブラナン

先見性と経営センス:いずれもなく、保守的ジョン・サッター。時代の波に乗れてない。

 

カリフォルニアは、元はメキシコの領地で、ちょうどゴールドラッシュのころ、アメリカに譲渡されています。

今や、全米最大のぶどう産地でワインが有名です。それ以外にも、イチゴ、アーモンド、さらには牛肉・加工製品なども。

 

ちょっとジョン・サッターは、タイミングが悪かった、、、ということ。

開拓時代初期ということもあって、農業にチャレンジするより、目先のカネに目がくらんだ人が多かった、、、ということですね。

 

ブラナンになるか、サッターになるか?(*^-^*)

 

みなさんはいかがですか?

 

とはいえども、最低限の数字は理解しておいた方がいいのは間違いがないので、不安な方はこの本は参考になりますので、読んでみてください。

おすすめの1冊はこちら。

 

本日もお読みいただきありがとうございました。(^_-)-☆

アディオ~(^_-)-☆

 

 

数字に強くなるには、自社の数字をよく追っていくことです。慣れてきたら、上場企業の決算情報などに目を通していくと、業態によって、数字の構成が明らかに異なるということに気づいていくので、BSを見て、どの業界のBSなのか?とかもわかりますよ!

 

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

アディオ~(^_-)-☆