2024.5.3

旅行8日目 No.3 ダラムサラ

 

 

お昼ご飯後、Gyuto monasteryを出て、再びバスに乗ってダラムサラ方向へちょっとだけ戻る。

 
降りたのは、この前ノルブリンカインスティテュートに行った時に降りた交差点。

 
Penpaは以前この辺りに住んでいたことがあるらしく、あちこちで知り合いや親せきのお姉さんに挨拶をしていた。

 

 
リティック・ローシャンだわラブ

 

今向かっているのは、Jonang Monastery(Kalachakra Meditation Institute)と言うところ。

そこは、地元民のPenpaでも聞いたことがないそうだ。

 

 

2月にダラムサラの写真展&ダライ・ラマテンプルから来たお坊さんによる砂曼荼羅創作のイベントを見に行ったんだけど、

そのダラムサラの写真を撮ったのが、日本で活躍するシンガポール人のカメラマンの友達。

 

 

 

彼は仏教徒で、ダライ・ラマもダラムサラも大好きだから、今回の私のダラムサラ滞在中に、

「今どこにいるの?」「今何してるの?」「あそこ行った?」「ここ行った?」って頻繁に連絡してきた。

 

 

つい数日前、Jonang派のトップのジョナン・ギャルツァブ・リンポチェが東京で行ったティーチングに彼も関わったみたいで、「Jonang Monasteryにも行ってみて。」と勧めてくれたのだ。

 

 

正直そんなに興味ないけど、行って欲しいんだろうなと思って行ってあげることにした(笑)

 
 
この辺りはとても静かで、歩いていて気持ちがいい。

 
あ、ここみたいだ。工事中だねアセアセ

 

インド人の作業員と一緒に、お坊さんも工事を手伝っている。

 

お坊さんに、「数日前に、こちらのリンポチェが東京で講演をされたそうで、友人からこの写真が送られて来ました。彼にこのお寺を訪ねるように言われたので、来てみました。」と写真を見せながら伝えると、

 

 

すぐにこのお寺のトップのお坊さんが来てくれて、「チャイを飲みますか?」と隣の施設に案内してくれた。

 

 
お寺のすぐ隣にはFUNKY TOWNと言うホテルやバー、スイミングプールがある施設があったんだけど、聞くとここもお寺が運営しているんだって。

 
このプールサイドで、お寺のトップのお坊さんとPenpaと私でチャイを飲んだんだけど、
お寺と『FUNKY TOWN』の響きにあまりにも違和感があって、私は何度も笑いそうになってしまった泣き笑い

 

プールではインド人ファミリーがキャッキャッ言いながら泳いでいた。

なるほどね~。こういうFUNKY TOWNの利用者が落としていったお金が、立派なお寺を建てることに使われるのね。

 
 
お坊さんは40歳前後の、心が温かくなるようなと~っても素敵な笑顔を持った方だった。
彼は2004年に亡命して来たそう。

 
プールサイドのバーに描かれていたのは、チベットにある本場のJonang monastery。
「チベットには戻りたくないですか?」と聞くと、「帰るのはとても難しいです。」

 

Penpaが、「今お寺の工事をしているし、少し寄付を渡した方がいいんじゃないかな?」って言うから、

 

「いくらくらい渡すものなのかな?」とコソコソ話していると、

 

「地元の彼でも知らなかった私たちのお寺を、日本の方が知っていて訪ねてくれただけでもとても嬉しい。寄付は要りませんよ。」

 
と仰って、チャイ代すら受け取らなかった。
 
 
お礼を言って、FUNKY TOWNを後にする。
次に向かったのは、すぐ近くのLhundrub Chime Gatsel Ling Monastery

 
わ~ここの僧院も小さいけど素敵!今回もちゃんと時計回りで僧院の裏を回ってから入る。

 

入り口付近の壁画は割と新しそうに見えるね。

 

 
この僧院のトップが描かれているのかな?こういう絵が描かれているのは珍しいよね。

 
お勤め中だったけど、中に入っていいよと言われたから入らせてもらう。

 

壁や天井の絵が豪華で美しいキラキラ
 
 
若いお坊さんが多いね。
 
 
内部はGyuto Monasteryよりも美しい印象だった。
 
 
 
さて、次に向かったのはPenpaお勧めの尼僧院。
 
前から民族衣装を着たチベタンのおばちゃんの集団がやってきた。
 
 
わ~わ〜!!!!爆  笑爆  笑爆  笑爆  笑爆  笑と興奮していると、Penpaが「写真を撮らせてあげて」と声を掛けてくれた!
 
皆さん素敵だわ~~~ラブラブラブラブラブラブラブ
 
尼僧院を訪ねて行くために正装してきたんだって。会えてラッキー!!
 
広場の奥では、チベタンたちがピクニックをしていた。
 
Dolma Ling尼僧院に到着。
 
尼さんたちが暮らす建物
 
Penpaがこの辺りに住んでいた頃、よく散歩に来たらしい。
 
 
穏やかな空気が流れている。
 
ここは野外のホールで、尼さんたちが瞑想したりする場所だそう。
 
 
面白いデザインだよね。
 
 
お散歩するのにいいコースだった。
 
 
そしてPenpaの知り合いの小さなカフェへ。
 
マクロードガンジの半分以下の価格。
 
「ここは僕がご馳走するからね。」って言うから、お言葉に甘えてドーナツとジンジャーレモンハニーティーをいただく。
ドーナツがふわふわでとっても美味しかった。
 
カフェを出てバス停に向かって歩いていると、後ろから来たインド人の車が止まって乗せてくれた。
Penpaの知り合いらしい。「彼はすごく親切で、チベタンたちはみんな彼が大好きなんだ。」って。
へー、そんなインド人居るんだね凝視
 
 
そう言えば、ダラムサラのインド人とチベタンたちの関係ってどうなんだろう?上手く行っているのかな?
と思って聞いてみると、 やっぱり色々差別や問題はあるみたい。
 
 
交差点まで来て降ろしてもらうと、すぐにダラムサラ行きのバスが来た。
 
ダラムサラのバススタンドからマクロードガンジまで、再びシェアジープに乗る。
あー、もうこの景色も見納めだな。
 
宿に荷物を取りに行って、チャイを飲んで休憩したらもうそろそろ出発の時間だ。
 
 
シェアジープで行くからいいよと言ったんだけど、バイクで送ってくれると言うPenpa。
 
 
バイクは事故が怖いから極力乗らないようにしているんだけど、 
「歩くスピードと同じくらいノロノロ行ってあげるから」と言う。
 
 
今日一日彼と過ごして感じた人柄から、無茶な運転はしないだろうと信用して送ってもらうことにした。
 
 
ほんとにずーっと超〜ノロノロ運転でショッピングモールまで無事到着。
 
トイレもきれいだし、時間を潰すのにちょうどいいね。
 
 
上の階にはちょっと高そうな服屋さんが。
 
そろそろ出発の時間になり自分が乗るバスまで来た時、Penpaがポケットからサッとカタを取り出して私の首に掛けてくれた。
 
 
カタとは、チベット文化圏でお寺の参拝や高僧との謁見、宗教儀式、友人知人の送迎、結婚式、葬式など色々なシチュエーションで使われる白い布で、

カタを相手に渡すことにより、自分の心からの敬意を表すという挨拶の印なんだそう。

 
「えー!いつの間に用意してくれてたの???びっくり
 
 
「Gyuto Monasteryで水を買った時に一緒に買ったんだよ。」
 
 
わ〜、その時から見送りのことまで考えてくれてたんだな。本当にいい子悲しい
チベット式挨拶でダラムサラを送り出してもらえるなんて、最高だよキラキラ
 
 
カタはこんな長い布だよ。
 
カフェで相席したことをきっかけに、チベットの色んなことを教えてもらって、あちこち連れて行ってもらって(しかも全く窮屈に感じさせない人柄の良さ)、
出会えて本当に良かったし、彼の明るい未来と幸せを願わずには居られないお願い
 
バイバイダラムサラ、絶対また来るねバイバイ

 

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