2023.11.20
旅行3日目 No.6 アレッピー 
 
 
さあ、そろそろ夜ご飯を食べに行こうかな。
目的地までは歩くと35分くらい掛かるみたいだから、オートリキシャで行こうっと。
 
 
オーナーに聞くと、「50ルピーかな」と、すぐ近所の知り合いのドライバーを呼んでくれたけど、
彼の言い値は70。オーナーは「コロナ前は50だったんだけどな・・・アセアセ
 
 
20ルピーの差ってたったの36円。
「あー、オッケー!」と乗り込んだ。
 
 
んだけど、オーナーとドライバーが話し始めた。
おいおいアセアセこの人ほんと話好きなのね。
 
 
「はいはい、行くよ!レッツゴー!」とドライバーを急かして、いざ出発〜!
 
 
到着したのは、Puttum Kattanumと言うカフェ。
 
Googleマップで食堂を探していた時にたまたま見つけたお店で、古くて歴史のありそうな超私好みの雰囲気!
ここに来るのをとっても楽しみにしていたラブラブラブラブラブラブ
 
 
今日のランチも宿も、とっても楽しみにしていてガッカリ続きだったから、ここは期待通りだといいんだけど・・・
 
 
店内に入ると・・・
 
 
わ、いい感じラブ椅子もテーブルも古くて素敵〜キラキラキラキラキラキラ
 
こう言うのもいいわぁ〜。
 
店員さんがメニューを持ってきてくれた。
私が今回ケララで食べてみたかった食べ物の一つ、Puttuをオーダー。
 
 
いくつか種類があるみたいでどれにしようか迷っていると、マネージャーの男の子が来て流暢な英語で説明してくれて、
オススメのビーフのPuttuに決定!
 
 
え?インドって牛肉ダメなんじゃないの?って思うかもしれないけど、
イスラム教徒やキリスト教徒は普通に食べるよ。
 
 
この黒板もいい雰囲気出してるし、テレビも電話も扇風機もアンティーク〜キラキラ
 
 
お年寄りの頑固おやじが一人でやっているような古くて汚〜いお店なのかと想像していたけど、
働いている子は若い男の子ばかりだなうーん
 
 
マネージャーに聞いてみる。
 
「この店はどれくらい古いの?」
 
 
「8年だよ」
 
 
「えっ?8年??たった8年なの??すごく古いお店かと思ってた!」
 
 
「古く見えるように作ってるんだよ。この電話もテレビも、お菓子を入れている家具も、全部古いものを探してきたんだよ。」
 
 
「そうなんだ〜!びっくりすごく素敵なお店だね!この店に来るのをすっごく楽しみにしてたの。」
 
 
なるほど〜。改めて見てみると壁も古いんじゃなくて、古く見えるように描かれてるんだね。
 
インドの若い子たちが、こう言う古くて田舎風のものを『おしゃれ』とか『素敵』と感じるようになったのは、
インドの発展の証の一つでもある気がする。
 
 
飲み物はマネージャーオススメの看板メニュー、Biriyani Chai(20ルピー=約36円)にしてみた。
 
一口飲んで「なにこれ美味しい!」と、びっくり。こんなチャイは初めて飲んだよ。
下はホットミルクだけ、その上に濃い紅茶を注ぎ、上に砂糖を載せたもの。
 
 
「飲んでいくうちに徐々に混ざっていって、一口ごとに味が変わるんだ。何度も実験して出来上がったんだよ。」
 
と聞いて、思わず「お~~~!!!」と、パチパチ拍手してしまった美味しさだった。
 
 
しばらくして、熱々のPuttuが来た!(90ルピー=約160円)

Puttuは米粉とココナッツを専用の筒に詰めて蒸したもの。

これは間にビーフが入っているから、カレーにはビーフは入っていなくて汁のみ。

Plain Puttuとビーフカレーの組み合わせも出来るそう。

 
「初めてのPuttuで食べ方がわからない。熱くて触れないし。」と言うと、
先にサッと崩して広げて、蒸気を逃がしてから食べるといいと教えてくれた。なるほど、先に崩していいのね。
 
 
ここにサクサクのパパドも混ぜて、カレーも混ぜる。う〜ん、美味しい!!
牛肉の臭みも全く無くてすっごく食べやすい。でもすごい量で食べきれなかった。
 
そこへマネージャーが「他にも何か試してみたい?」と話しかけてきた。
「う~ん、もうお腹はいっぱいだから、何かおすすめのドリンクがあれば。」と言うと、
 
 
またミルクの入ったチャイ系が出てくるのかなと思っていたら、
「これもうちの看板メニューなんだ。」とミントティーを持ってきてくれた。(10ルピー=約18円)
 
一口飲んでまた「ワオ!!びっくり
ビーフとカレーで油っぽくなった口の中が一気に爽やかになった。今まさに求めていた感じ!
このタイミングでこれを出してくるなんて、マネージャーさすがだわキラキラ
 
 
私の写真は持ってきてくれてから時間が経ってしまったから混ざっちゃってるけど、
作りたてはこのおじさんのみたいにはっきり二層に分かれていて、見た目もきれい。
マネージャー曰く、これも何度も試してやっと完成したんだって。
このおじさんが誰かと言うと、
 
知らん(笑)
いきなり私の目の前に座ってきて、ミントティーを飲んで、こんな最高の笑顔を残して去って行った。
 
 
 
「ミントティーの作り方見てみる?」とマネージャー。
入り口近くには黙々とチャイやミントティーを作るスタッフが。
 
ヨッ!さすが!拍手拍手拍手
 
ミントティーの下の部分は、砂糖水(お湯)
 
そこへ濃い紅茶を注いでいく。
 
こうやって二層にするんだね。
 
11秒動画
 
この紅茶を煮出す銅の湯沸かし器(copper samovar)は、ケララではあちこちで見た。
 
去年コルカタで行ったこのチャイ屋さんにも同じようなのがあったけど、
コルカタにはこの一台しか残ってないんだよね。

マネージャーは、「Puttuの作り方見たことないでしょ?中に入って見ていいよ。」と言ってくれた。つ
へぇ~こんなサラサラの米粉を詰めるんだね。
 
Puttuの蒸し器の形、面白いよね。
筒に紐を巻くのもこの店のオリジナルスタイルで、
「普通は巻いてないけど、こうしたら熱くないから手で持てるし、この紐もお店の雰囲気とマッチしてるでしょ?」
細かいところまでこだわってるんだね。
 
このスイーツを入れてる家具もマネージャー自慢の品らしい。
 
「スイーツも試してみる?これとこれがうちのオリジナルのスイーツなんだ!」と言われて、
もうお腹いっぱいだったけど、マネージャーがとっても熱心だったからその二つを買って帰ることにした。
 
ずっと丁寧に色々説明してくれたマネージャー。
熱意やこだわりが伝わってきて話を聞くのが楽しかったし、本当に素晴らしい気配りと接客だったキラキラ
 
あっ、しまったアセアセ鏡に映る嬉しそうなおばさんが入っちゃった真顔
 
買ったばかりのpixel8の『消しゴムマジック』で消してみよう。
おぉ、見事隣の青い服の子も消えたわ拍手便利〜!
 
「Next timeはこれとこれも試してみて。」って言われたけど、Next timeはあるのかなぁ・・・?
アレッピーを再訪することはもう一生なさそうな気がする。
もし行く機会がある人がいたら、ぜひぜひこのお店を訪れてみてね。
 
 
帰りはオートリキシャがなかなか通らず、歩けるところまで歩くことにした。
 
 
モモ(チベットやネパールの餃子)の屋台。なぜ日本語なの?
 
宿の近くまで来ると、街灯が全然なくてあまりの暗さにビビって、今更ながらオートリキシャに乗って帰る。
 
 
ただいま~~~。夜は宿のオーナーは家に帰っちゃうから、この家に居るのはお客さんだけ。
 
シャワーのお湯をキッチンで沸かすのが面倒で、久しぶりに水シャワーに挑戦してみたけど、寒いわ!!
「おぉ、ぉぉぉぉぉ~~~~。あぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜。」って声が出っぱなし。もう水シャワーなんて無理ネガティブ
 
 
テイクアウトしたオリジナルスイーツは、茶色い方は一口でごめんなさい・・・
白いのはクレープ生地にココナッツがたくさん詰まっていて美味しかった。(各15ルピー=約27円)
 
今日は色々嫌な思いもしたけど、最後はすっごくいい気分で帰ってこれてよかったニコニコ
明日はどんな出会いがあるかな?
 
<本日の出費>
Pazham Kanji90
チャイ 10
オートリキシャ 50
ランチ 200
水1ℓ 20
バス 10
バス 13
宿 1720
オートリキシャ 70+50
ミントティー 10
ビリヤニチャイ 20
Puttu 90
スイーツ 15×2=30
計 2383ルピー=約4289円(1ルピー=1.8円で計算)
 

にほんブログ村のランキングにポチッとお願いしますひらめき飛び出すハート

いつもありがとうございます!!

下矢印下矢印下矢印下矢印下矢印下矢印下矢印下矢印下矢印下矢印

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村


世界一周ランキング

PVアクセスランキング にほんブログ村