２０２２．１１．４④
シェアオートでNAGER BAZARに到着！！
ここからはバスを探さなくっちゃ、と歩いているとバスターミナルを見つけた！
ここで聞けばすぐに乗るバスが見つけられるでしょ
って思ったのに、この辺りには英語が通じる人が全然居なくて、
みんな親切に集まってきてくれて、あーだこーだベンガル語で言って教えてくれようとするんだけど、
言ってることが全然わからない
どうやらこのバスターミナルからは乗れないみたいで、指をさしている方にある大通りに出てみた。
通り掛かった何台かのバスに「◯◯ジャベ？（○○に行く？）」って聞いてみたけど、首を振って去っていく。
ふぅ・・・・・
あまりにも何度も何度もいろんな人に「ノー」と首を振られると、
別に私自身を否定されているわけではないのに何かシュン・・・としちゃう。
もう諦めてここからタクシーに乗ってしまおうと思ったけど、なんかそれも悔しい。
めげずに、来るバス来るバスに手あたり次第「◯◯ジャベ？」と聞きまくっていたら、
やっと目的地に行くバスを見つけた～～～～～
目的地が近付くと車掌さんが「次だよ」って声を掛けてくれるだろうから、あとはもう安心して乗っていればいい
念の為GoogleMapで自分の位置を確認しながら行った。
今までは、初めての土地で乗り物に乗っている時はずっと、
「本当にこれで合ってるのかなぁ？あとどれくらいで着くんだろう？もしかしてもう通り過ぎちゃってたりしないかなぁ・・・？
」
って心配になってたんだけど、GoogleMapのお蔭で正しい道を通っているのも確認できるし、
そろそろ着くなって言うのもわかって全然不安じゃなかった。
スマホを活用しての旅は初めてだから、これには大感激
（今時GoogleMapくらいで感激するおばパッカー
）
車掌さんもちゃんと降りる場所を教えてくれて、無事目的地のバス停に到着！！
さてここからはどうやって行けばいいんだろう？カキマに電話してみよう。
「うんうん、◯◯って書いてある門がある。そこを入ってどうするの？え？？え？？う～～ん、どっちだろう・・・」
カキマも上手く伝えられないみたいだ。
「ソノコ〜、その辺に居る誰かと電話を代わって！その人に説明するから。」
「OK・・・でも誰もいな・・・あっ！！EXCUSE ME～～～～！！
彼らの家に行きたいんだけど、行き方がわからなくて。代わりに話して貰えますか？」
と、通り掛かった若い男性に電話を渡すと、
「OK！」と快く引き受けてくれて、暫く話して電話を切ると、
自分の行く方向と全然違うのに、数分間一緒に歩いてマンションの門の前まで連れて行ってくれた。
なんて親切な人なんだろう助かった～～～！Thank you！！
今度はカキマから連絡を受けていたらしいとても感じのいい門番さんがバトンタッチして、
一緒にエレベーターに乗ってカキマのドアの前まで連れて行ってくれた。
会いたかった～～～！！
最後に会ったのは、田舎の別宅を訪ねたこの時。
「ううん、全然！！こうやって一緒にご飯を食べられるだけでも嬉しい！」
とは言ったものの、やっぱりカキマの作ってくれるご飯とはぜんっぜん美味しさが違った。
やっぱりカキマはお料理上手なんだなぁ。
「日本が寒かったから、温かくするものしか思いつかなくて・・・冬の朝のお散歩に使って。」と
ヒートテックのマフラーを渡すと、すぐにしてみてくれた。
（この時インドは最高気温３０度くらい
）
黒と紺もあったけど、この色が似合うと思ったんだ正解
右の手ぬぐいも「色がきれいでかわいいわね」と喜んでくれた。
東京地図の畳めるエコバッグも好評。
１０年のブランクが嘘のようにすぐに打ち解けて、
食後はカキマとずっとベラベラベラベラベラベラベラベラ・・・・
やっぱりカキマは私の言わんとしていることや気持ちをすんなり理解してくれる。
娘さんがもう２０年以上ヨーロッパに住んでいることもあるし、
昔インドの伝統楽器を学びに来る外国人を何人も自宅でお世話していたこともあって、
とても視野が広くて頭が柔らかい二人。
２２年前初めて会った年の写真。カク―カッコイイ
私がカクーとカキマと知り合えたのも、
当時付き合っていたフランス人が楽器を学びに来ていて、私を彼らの家に連れて行ってくれたから。
「彼らと今でも連絡取ってる？」って聞くと、
「誰一人連絡して来ないわ。あんなに長い間家に泊めて、毎日ご飯を作ってあげていたのに。
今でも『カキマ～How are you? I love you~』って連絡して来てくれるのはソノコだけよ。
You are so special！」
え！信じられない
欧米人ドライだな～。
「ソノコは、私がいつも『うちに滞在してボランティアに通えばいいわよ。』って言っても
『ノーノーカキマ、私はサダルストリートに泊まるからいいの』って頑なに断って、
負担をかけまいとするのがあなたの特別な所でもあるのよ。」
って随分いいように捉えていてくれたみたいだけど、
それはただ単にサダルからの方がボランティア先に近くて、
安宿に泊まってる方が気楽で自由だし、友達が居るから楽しいからだったんだけどね
ま、いっか。
「数日後の診察の結果がよければ、田舎の家に帰るからバラナシから帰ったらそっちに泊まりに来なさい。」
って言ってくれて、１８時過ぎにハグをしてバイバイした。
（もう一度会えると思ってたからこの時簡単に別れてしまったんだけど、結局今回会えたのはこの一度だけだった
）
カク―はお散歩がてらバス停まで送ってくれると言って、クルタに着替えて出て来てくれた。
クルタを着るとパリッとしてカッコイイ（写真撮ればよかった！）
以前より歩くのがかなりゆっくりになっていたカク―。
次回会いに来る時まで元気で居てくれるといいな。
さて、行きはエスプラネードからメトロ、シェアオート、バスに乗って辿り着いたけど、
何と、空港←→エスプラネードのエアポートシャトルバスがこのバス停を通っていて、
エスプラネードからここまでこのバス一本で５０ルピー（約９０円）で来れたらしい
まぁいい。これに乗っていたらDUMDUMの『植物のお守り屋さん』の事も、
素敵なマーケットも知ることが出来なかったし、
シェアオートに一緒に並んで乗ったおばさんたちと言葉を交わすこともなかったし、
バス停で助けようとしてくれた親切な人々にも出会ってなかったし、何より楽しかったから良し
（ちなみに行きに掛かった交通費は４０ルピーで、１８円節約出来たわ）
エスプラネードに到着したのは１９：３０頃。
以前よく通っていたマンゴーラッシーのお店へ。
今日はお昼ご飯を食べ過ぎたから、夜はこれだけでいい感じ。
夫とビデオ通話をする約束をしていたから、外の様子も見せてあげようと思っていたのに、
ブッブ―！！ブーブーブー！！！！
ビービービービー！！！
ブッーブーブッーブー！！！！
と絶え間なく鳴り響くクラクションの音で、お互い何一つ聞こえない
コルカタの騒音はほんっとに酷い。
「宿に帰ってからかけ直すわ。」と急ぎ足で帰った
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いつもありがとうございます！
＜本日の出費＞
宿 ９００
チャイ １５
リッティ １０
メトロ １５
シェアオート １０
バス １５
水 ２０
シャトルバス ５０
マンゴーラッシー ４０
計 １０７５RS＝約１９３５円
