ヤマサキタケシ | ■ホクトとヤマトとイーグルスぷらすレフト■

■ホクトとヤマトとイーグルスぷらすレフト■

Mダックスの親子・父親ホクトと息子ヤマトのコト・・・
楽天イーグルスのコト・・・
2017年5月、元保護犬だったレフトを家族に迎えました。

宮城遠征の続きを打ちながら、「お腹すいたな~・・・でもパン無いんだよな~」と、朝マックにしようと買いに行った朝。


帰りに郵便受から新聞(スポーツ報知)を取って、エレベーターの中で報知らしく沢村クンが一面を飾る新聞をチラッと見て・・・

「えっ?はぁぁぁぁぁ?」

一面の右端に書いてあった見出し・・・タケシが自由契約?えっ?戦力外ってこと?と。


家に入り、中を見てみると、大きな記事で「山﨑、来期の構想から外れる」と。


つい先週、「来期も現役を続ける」「ウチには必要な人」という、来年もイーグルスでユニフォームを着るというニュースを見たばかりだ。


マックの袋を前に、ボーーーっとしていたのであろうアタシに「なにした?何かあった?」と起きてきたパパ。

新聞を指さし「タケシが戦力外だって・・・」と。


「ネットでニュース見てみろ!ヨソも書いてるか?河北は書いてるか?」とパパ。

この時点では、報知だけの記事だった。


「所詮、報知・・・されど報知」

報知がスッポぬくニュースなんて信憑性は・・・無い。

けど、直人のことをどこよりも早くスッポぬいたのが・・・報知だ。


「公式がくるまでは、まだわかんないよ」とパパ。


それでも、どこかで「ホントなんだろうな・・・」なんて思いもあった。

ここ何試合も、タケシが使われてない。

スタメンどころか、代打もなかった。


おかしすぎるよね・・・


昨日の帰りの新幹線の中でも、パパと話をしていたばかりだ。


公式発表・・・来ましたね。

タケシも記者会見しましたね。


ヤマサキタケシ・・・

東北楽天ゴールデンイーグルスという球団が出来てから、この男はどれだけこのチームの為にやってきてくれたのか・・・

家族を名古屋に残し、単身で仙台に住み、チームの中心として、時には若い選手に苦言を言い、手をあげたこともあるという。

「チームを強くしたい」と、嫌われ役をしてくれた男。


勝負の世界だから、成績が残せなければこうなるのは仕方ないこと・・・と頭では分かっていても、もう何年も現役が続けられないだろうと分かってはいても・・・


やっぱりタケシがこんな形で居なくなるのは寂しいかな・・・


タケシが現役引退をした時は名古屋に戻るということ。

イーグルスのコーチや、将来的には監督に・・・と思っていた、思っている人も沢山いたんだろうけれど、アタシは、「イーグルスには残ってくれない人」と思っていた。


仙台を、イーグルスをとても愛して、とても大事にしてくれた人だけれど、やっぱり地元である名古屋が、家族のいる名古屋に戻りたいと思っているんだろうなと思っていた。


だからこそ、「引退」という形で、タケシを送りたかったなという気持ちがアタシの中にはある。


それでも、タケシが「現役」にこだわっているから。

「まだまだ自分はやれる」という自信があるのだから・・・


ガンバレ!タケシ!


楽天球団に対しての文句もたくさんある。

だから仙一なんて大嫌いだ・・・


球団も球団なりにできる限るの配慮をしたのだろう。

コーチ職を提案したということはそういうことなのだろう。


「現役を続けたい」というタケシをどうして残すことができなかったのか?

イーグルスというチームに、現実、タケシのあと4番を打てる人が居ない現実・・・どうするつもりなのか?


アタシの中に、沢山の文句も、言いたいことも、楽天球団というチームのやり方がどうしても理解できない思いも沢山ある。


でも・・・


タケシが記者会見で「仙台にこれて良かった」って言ってくれたから。


ヤマサキタケシ・・・


関東では、誰よりも人気がある選手だった。

どんなに打てなくて、たくさんの三振やゲッツーがあっても・・・

やっぱりイーグルスの4番はタケシだった。


誰もが認めるイーグルスの功労者であったヤマサキタケシ。

とっても「仙台」を、そして「イーグルス」を大事に、愛してくれていたヤマサキタケシ。


まだまだ出来るよ!タケシ!

1年でも多く「中年の希望の星」でいてくれることを・・・

そして、出来れば大好きな名古屋、ドラゴンズでプレーができればいいなと思いながら・・・


アタシにとっては、今までもこれからも、イーグルスの「4番」はタケシのままかもしれないけど・・・うまく気持ちの整理がつけられないかもしれないけど・・・


でも、やっぱりタケシには、「このおっさんすげぇな」と言われるままで居て欲しい。

だってそれが・・・タケシだから。


ありがとう、タケシ。

仙台をものすごく愛してくれてありがとう。

イーグルスを大事にしてくれてありがとう。

アタシに「野球の面白さ」と、「このおっさんに負けてられないな」と、元気を与えてくれてありがとう。


ガンバレ!タケシ!


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「大砲が居ないのにタケシ切ってどうするわけ?」

「仙一の血の入れ替えとやらが始まったわけ?」

「バッカじゃないの!仙一も球団も!」


沢山の色々な思いや怒り、直人の時と同じ思いや、それでもタケシにとってはいいことなのか?とか・・・ホントうまく気持ちの整理がつけられないでいた今日。

きっと今オフ、楽天の顔と言われる選手を放出してのトレードがあったりとか、まだまだこんな思いをすることが来るんだろうな・・・とか、仙一ならやりかねないしな・・・とか、チームを強くするためなら仕方ないのかな?とか、いろんな思いが気持ちが葛藤していて・・・

「つまんない球団になっちまったなぁ・・・今オフのトレードとかによっては、アタシ、もう本気でこの球団のファンでいることも、応援することもできないかもしれないな・・・」

なんて思っていた時に、ふと見た「なう」。


今日も勝ったあヽ(´∇`)ノうっちーやほい(`・ω・´) 」

と、昨日、初めてイーグルスの試合を生で見た姪っ子の書き込みを見つけた。


パパとね、なんか笑っちゃってね。

昨日1日で、すっかりとイーグルスのファンに、そして、ウッチーの虜になった姪っ子の純粋なこの気持ちの書き込みを見て、ものすごく救われたような気がしてね。

イーグルスというチームを、純粋にただただ応援したくなった姪っ子のこの気持ちに、ただただ純粋に「このチームを応援しよう」と思っていた時の気持ちを思い出させてもらったかな。


姪っ子よ・・・ありがとう。(笑)

来シーズンのあちこちの(笑)遠征の為に頑張ってバイトしてお金貯めるか、はたまたおじちゃんに出して貰おう作戦とか・・・考えておきなさいよ~。(笑)