こんにちはオカメインコ

5月23日(金)、表参道にオープンした「ムーミンカフェ フローラルバレー」。お店には、アフタヌーンティータイムとディナータイムがあり、それぞれ異なるメニューが登場します。本日はディナー編をお届けします。



「ムーミンカフェ フローラルバレー」は、ムーミンママの大好きな花に包まれた楽しい空間で、美味しい食事と心あたたまるひとときを届けたいという思いが込められたお店。“ムーミンママが大切な人をそっと招く特別な空間”をテーマにした、世界初のレストランスタイルのムーミンカフェになります。

「ムーミンカフェ フローラルバレー」オープン直前に、日本国内における「ムーミン」のエージェントであるライツ・アンド・ブランズの伊東社長や、軽井沢のムーミンカフェも手掛け、料理監修を務める渡邉シェフ、ムーミンカフェ フローラルバレーの料理開発担当を担う曽根シェフより、店舗オープンに至るお話や、お店や料理への思いなどを聞くことができました。
 

▼店舗オープンに至るお話や、お店や料理への思いなどはこちらの記事をチェック!

【体験レポート】5/23オープン!「ムーミンカフェ フローラルバレー」(アフタヌーンティー編)

 

(左)ライツ・アンド・ブランズの伊東社長

(中央)料理監修を務める渡邉シェフ

(右)料理開発担当の曽根シェフ


ムーミンの故郷フィンランドは、8年連続、幸福度ナンバーワンをキープ。


自然への敬意、福利厚生、フィンランド人に持ち合わせるスピリットなどが幸せな国を作り上げているフィンランド。

そんなフィンランドに共鳴し、渡邉明シェフは「私が出来ることは何か。小さなお皿に、小さな幸せや笑顔を提供していきたい」と、強い思いで立ち上げたと話していました。

料理開発担当の曽根シェフは、今回の料理開発を担当するにあたり、「ムーミンの世界観を意識しながら練りに練って開発しました」

ポイントとしては、フィンランドでよく使われている食材、例えば、サーモンやニシン、チーズなどをふんだんに取り入れています。

また、ムーミンキャラクターの名前をメニュー名に取り入れるなど、遊び心があって、ストーリーも想像できるような楽しい料理を考案しました。


奥の角のシートはムーミンママの部屋をイメージ。クッションもママのエプロンを思わせるデザイン。

夜の「ムーミンカフェ フローラルバレー」は、静かで落ち着いたディナーを楽しむことができます。昼間のにぎやかさとは少し趣の違う、ゆったりとした時間が流れる店内で、花々に囲まれながら温もりに満ちたディナーコースを。お料理は、好きな組み合わせを選べるプリフィクススタイル。

食材一つひとつにこだわりを感じましたし、なんといっても、お野菜が美味しい!大切に育てられた食材たちから、たくさんエネルギーをもらうことができました。頑張ったごほうびに一人で噛みしめてもいいし、大切な人たちと素敵なひとときを分かち合うのもいいですね。

一皿一皿、ムーミン一家や仲間たちの温かな日常を感じさせるワクワクドキドキのコース内容はこちら。


■ムーミンやしきからのアミューズ
ミニソフトクリームにような形のおやさいの小さなコロネが、お花と一緒にガラスのオブジェに飾られて登場!食べた後も、お花とガラスのオブジェがずっとテーブル上にいてくれてとても華やか。

■選べる前菜
・じゃがいもサラダとフィッシュフライ
・サーモンとおやさいのクレヨンテリーヌ
・ニシンのキャビアを載せた人参プディング
・スモークしたニシンとサーモンのタルト


選べる前菜「サーモンとおやさいのクレヨンテリーヌ」

筆者がチョイスしたのは、「サーモンとおやさいのクレヨンテリーヌ」。


深谷の契約農家による小さなお野菜が可愛くて、色違いのズッキーニやトマトなど、とにかく色合いが美しい。崩すのがもったいなくて、なかなか手がつけられない(笑)。

 

サイズもあって、食べ応え満点。今回はトマトゼリー寄せになっているけれど、季節の旬のものを使用するそうなので、足を運ぶたびに違う味が楽しめるかも!

■選べるメイン
・スナフキンの訪れ
釣り好きなスナフキンを感じられるラビオリのメイン料理。ハーブをたっぷり利かせたグリーンのラビオリは、まるでスナフキンの帽子。ハーブのレモングラスはスナフキンの帽子に付いている羽をイメージ。魚介が利いたスープ仕立てになっています。(下画像あり)

・ムーミン一家のバカンス
魚介とトマトたっぷりのブイヤベース

・ムーミンパパのつりの日
そば粉のクレープ生地のサーモンステーキ、フルーツトマトソース、ロッソリ(※)
※じゃがいもや人参、ビーツなどが入った根菜サラダ。フィンランドの伝統的なクリスマス料理。冷たい副菜としていただく。

・ムーミン谷の収穫
筆者がチョイスしたメインは、ホロホロと解ける柔らかい牛の赤ワイン煮込み。契約農家さんのお野菜は、それぞれ素材に合わせた調理方法で風味が引き立っていました。お野菜がとにかく美味しい。手前のマッシュルームやミニ玉ねぎは、どことなくリトルミイに見えてくるし、想像を膨らませながらいただくのが楽しかったです。


選べるメイン「ムーミン谷の収穫」

ほうれん草を練り込んだ、もっちりとしたパン。(燻製バターも美味しすぎました)
 

隣の方がセレクトしていた選べるメイン「スナフキンの訪れ」を撮らせていただきました。こちらも本当に美味しそうでしたよ!


選べるメイン「スナフキンの訪れ」

グリーンのラビオリは、まるでスナフキンの帽子。ハーブのレモングラスはスナフキンの帽子に付いている羽をイメージ。魚介が利いたスープ仕立て。

 

■デザート「ムーミンママからのごほうび」
アーモンドクリームとオーツミルクアイスクリームを忍ばせた、カルダモンが利いたシュークリーム。スウェーデンの「セムラ」、フィンランドの「ラスキアイスプッラ」をイメージ。フィンランドのオーツミルクを使用。シュークリームの底には、すぐりやラカント入りミックスベリーが。豊かなカルダモンの香りに癒されました。


■ドリンク
10種のティーから選んでも良し、コーヒーが欲しいという方は、コーヒー(フレンチプレス)もあります。

筆者は、やはりここはコーヒー消費率の高い国フィンランドということで、コーヒーでデザートをいただくことに。フレンチプレスコーヒーの見守り役のタイマーはリトルミイでした。

今後も、旬のものを使ったメニュー、スポット的に期間限定メニューが登場するかもしれないといったお話がありました。伊東社長は、「今のメニューをベースに、何度来ても新しいと感じていただけると思います。今後も期待してほしいです」と話していました。今後の展開も楽しみです。

これはあのシーン?あの場所?あのキャラクター?そうやって、想像を膨らませながら楽しい時間をぜひ。

表参道に新しく誕生した「ムーミンカフェ フローラルバレー」で、アフタヌーンティーとともに、ディナータイムにも足を運んでみてくださいね。


🍴フローラルバレー ディナー
好きな組み合わせを選べるプリフィクススタイルで楽しめます。メニュー名や、盛り付けなど、遊び心たっぷり!

●ムーミンやしきからのアミューズ
●選べる前菜(4種から)
●選べるメイン(4種から)
●デザート「ムーミンママからのごほうび」
●ドリンク(10種のティーやコーヒーが選べる)
※パン(燻製バター)付き

🕐17:00~21:00
料金:8,800円(税込)/1名
※小学生以上から1人分を注文(小学生未満は大人と取り分けてOK)
予約サイト:https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130602/13307930/

 


MOOMIN CAFE Floral Valley(ムーミンカフェ フローラルバレー)

📍渋谷区神宮前3-5-1神宮前351ビル(1階) ※「パンとエスプレッソと」さんの真向かい
📞03-6432-9901
🕐11:00~21:00
🪑席数:24席
予約サイト:https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130602/13307930/
Instagram:https://www.instagram.com/moomincafe_ floralvalley/

・昼はアフタヌーンティー、夜はディナーメニューが楽しめる。
・入店してすぐにある物販スペースには、店舗限定クッキーやジャムといったオリジナルアイテムやキッチンや食にまつわるアイテムが並ぶ。
・店内のアートは、ムーミンの小説から。
・店内奥にある幅広の壁画アートは、小説のシーンを繋げた特注品。
・インテリアから食器(ノリタケ)、おしぼりまで、ムーミンカフェ フローラルバレーのコンセプトに合うものをチョイス。
・角のシートはムーミンママの部屋をイメージ。クッションもママのエプロンのデザイン。
・トイレまで可愛いので必見。

 

<物販コーナー>

ディナータイムのドリンクにはティーやコーヒー、ソフトドリンク、アルコールもあります。筆者は、おすすめの文旦スカッシュをお願いしました。物販コーナーに、文旦シロップがありますので、お家で炭酸で割って作ることができます。程よい苦みと甘みがあって、夏にぴったりのドリンク!プレゼントやお土産にも良さそう。文旦シロップの隣にあるのは、ムーミンカフェ フローラルバレーオリジナルのジャム(ストロベリーとブルーベリー)。



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