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5月23日(金)、表参道に「ムーミンカフェ フローラルバレー」がオープンしました。
お店には、アフタヌーンティータイムとディナータイムがあり、それぞれ異なるメニューが登場します。本日はアフタヌーンティー編。体験レポートをお届けします!

「ムーミンカフェ フローラルバレー」は、ムーミンママの大好きな花に包まれた楽しい空間。美味しい食事と心あたたまるひとときを届けたいという思いが込められたお店です。“ムーミンママが大切な人をそっと招く特別な空間”がテーマとなった、世界初のレストランスタイルのムーミンカフェになります。
「ムーミンカフェ フローラルバレー」オープン直前に、日本国内における「ムーミン」のエージェントであるライツ・アンド・ブランズの伊東社長や、軽井沢のムーミンカフェも手掛け、料理監修を務める渡邉シェフ、そして、ムーミンカフェ フローラルバレーを率いる料理開発担当の曽根シェフより、店舗オープンに至るお話や、お店や料理への思い、料理の詳しい解説を聞くことができました。

(左)ライツ・アンド・ブランズの伊東社長
(中央)料理監修を務める渡邉シェフ
(右)料理開発担当の曽根シェフ
伊東社長は、ムーミンの小説が誕生して80周年となる記念の年に、「新しいムーミンカフェをオープンすることになりました」と笑顔で挨拶。
そのムーミンカフェ フローラルバレーの料理監修を担当している渡邉明シェフを紹介。20年前に野菜をテーマにした店を立ち上げ、AWkitchen、やさい家めい、Mr.FARMERなど、野菜を主役にした人気レストランを多数手掛け、“畑の伝道師”と呼ばれている渡邉シェフ。1999年にはTV番組『料理の鉄人』、2008年には『ソロモン流』に出演し、“料理を通じて世界観を描く表現者”として紹介されました。
また、渡邉シェフは、ベジフルフラワーアーティストとして、野菜に限らず花にも精通。華道への深い理解と自然の恵みへの敬意を持ち合わせています。(店内にはなんと、渡邉シェフが手掛けたプリザーブドフラワーアレンジメントを随所に見ることができますよ!)

「なんとか、ここ(オープン)まで来ることができました」と渡邉シェフ。ムーミンカフェ フローラルバレーは、「もっとお皿の上にメッセージを込めたもの、表現したものを提供してみたい」と、伊東社長に世界初のレストランタイプのムーミンカフェを相談したことがきっかけだったとか。
「ムーミンの物語は、愛らしいキャラクターの魅力だけでなく、その奥にあるフィンランドらしい価値観や生き方の美しさに強く惹かれました。このカフェでは、ムーミンママのような“おもてなしの心”をお皿の上に込めて、訪れた方にそっと小さな幸せを感じていただけるような料理をお届けしたいと思いました」と、ムーミンカフェ フローラルバレーオープンへの思いを話しています。
幸せな国フィンランドのスピリットに共鳴。自分のできることは料理。食を通じて笑顔や活力を与えたいという企業理念のもと、「お皿の上で小さな幸せをプレゼントできたら」という強い思いで立ち上げました。

昼は、特別なアフタヌーンティー。ムーミン谷の仲間たちにちなんだ鮮やかなスイーツやセイボリーが3段のティースタンドに。料理開発担当の曽根シェフが、ティースタンドの3つのお皿について説明。キャラクターや物語をモチーフにしたラインナップは、それぞれにストーリーが込められていました。

■上段のテーマ「Flower(フラワー)」
花咲くムーミン谷で、お花が大好きなムーミンママがお花を摘んできて散りばめたというイメージで作り上げました。
・ムーミンとスノークのおじょうさんのレモンマフィン
・ムーミンママとムーミンパパのマカロン
・オレンジショコラのメレンゲタルト
+エディブルフラワー(お花も全て食べられます)

■中段のテーマ「Moomin Valley(ムーミン谷)」
ムーミン谷に流れる川をイメージしたブルーの飴細工、自由を愛するスナフキンの帽子をあしらったロールケーキ、物語に登場する「ルビーの王さま」をイメージした真っ赤なフラワーゼリーなど、遊び心を詰め込みました。
店内奥の壁画の中で、トフスランとビフスランが盗んだルビーのシーンを見ることができます。「料理とストーリーをリンクさせています。壁画を眺めながら楽しんでください」と曽根シェフ。
・スナフキンの帽⼦のピスタチオロールケーキ
・真っ赤なルビーのフラワーゼリー
・ミニミニドッグ
+飴細工

■下段のテーマ「Forest(森)」
曽根シェフが「森の中を散歩するように、ゆっくりとお召し上がりください」という下段には、セイボリーを中心としたものが並んでいます。マシュマロで出来たニョロニョロたちも登場。
・おやさいのコルネ
・真っ黒なアランチーノのうにのせ
・ディル香るサーモンサンド
・ニョロニョロの丘
・ビーツスープのカプチーノ仕立て(温)
+小さなお野菜たち(トマト、にんじん等)ドレッシング付き
ニョロニョロの手のようなミニトングを使っても良し、手で直接取っても良し。下段から行っても上段から行ってもOK。自由にアフタヌーンティーを楽しんでみてくださいとのこと!

とにかく、画像で見るより、ティースタンドが目の前に運ばれてきた瞬間の高揚感が凄かったです。
一つひとつ、手が込んでいて、物語が詰まっていて、その世界観を崩すのが惜しくて、なかなか手が出せませんでした(笑)
勇気を振り絞って(!)ようやく筆者は、コースのように、スープやサラダ系から始めて、食事系のお料理、甘いものへと進めました。
アランチーノ(ライスコロッケ)には、ケチャップなどがのっているイメージですが、贅沢に雲丹がのっていました。これ、美味しかったです。
中段では、やはり、ルビーのフラワーゼリーが好評のようで「美味しい!」という声が周りからあがっていました。
ティーを飲んで口直しをしてもいいのですが、ところどころにエディブルフラワーや野菜のリーフが散りばめられているので、それを少しもぐもぐすると、すっきり。
上段は、マフィンとマカロンとタルトという贅沢なスイーツ3種。お腹も心も満たされました。

ちなみに、ティーは、10種類のフレーバーから2種類好きなものを選ぶことができます(ポット提供)。(もちろん、同じものを選んでもOK。ポット提供なので2杯とすこし飲めます)
筆者は、2種ともハーブティーをチョイス。1杯目はショウガベースのハーブティー「アーユルヴェーダハーブ&ジンジャー」。こちらは、サンドイッチやオードブルなどの、お食事系にもぴったりでした。
次に選んだのは、「ソフトピーチ」というハーブティー。リンゴやハイビスカス、ローズヒップなどがブレンドされたフルーツティー。愛らしいピンクカラーの、ほんのり甘味のあるハーブティーでした。
どのティーが気分か、食事やスイーツに合うか、ぜひお店の方に尋ねてみてくださいね。
ムーミンの物語が大切にしている価値観、自然との共生、愛、友情、勇気、平和などが、料理を通して、空間まで広がっているムーミンカフェ フローラルバレー。ぜひ体感してみてください!

☕フローラルバレー アフタヌーンティー
ムーミン谷の仲間たちにちなんだ鮮やかなスイーツやセイボリーが3段のティースタンドに!(上段「フラワー」/中段「ムーミン谷」/下段「森」)
🕐11:00~16:00(ラストオーダー:料理14:30、ドリンク15:30)
料金:8,800円(税込)/1名
※10種類のフレーバーから好きな2種類を選べるティー付き(ポット提供)
※小学生以上から1人分を注文(小学生未満は大人と取り分けてOK)
予約サイト:https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130602/13307930/

MOOMIN CAFE Floral Valley(ムーミンカフェ フローラルバレー)
📍渋谷区神宮前3-5-1神宮前351ビル(1階) ※「パンとエスプレッソと」さんの真向かい
📞03-6432-9901
🕐11:00~21:00
🪑席数:24席
予約サイト:https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130602/13307930/
Instagram:https://www.instagram.com/moomincafe_ floralvalley/
・昼はアフタヌーンティー、夜はディナーメニューが楽しめる。
・入店してすぐにある物販スペースには、店舗限定クッキーやジャムといったオリジナルアイテムやキッチンや食にまつわるアイテムが並ぶ。
・店内のアートは、ムーミンの小説から。
・店内奥にある幅広の壁画アートは、小説のシーンを繋げた特注品。
・インテリアから食器(ノリタケ)、おしぼりまで、ムーミンカフェ フローラルバレーのコンセプトに合うものをチョイス。
・角のシートはムーミンママの部屋をイメージ。クッションもママのエプロンのデザイン。
・トイレまで可愛いので必見。
▼ディナーのお料理は、好きな組み合わせを選べるプリフィクススタイル!
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