羊蹄山 出発

行ってきます

羊蹄山に備えて

明日の羊蹄山はそれなりの高低差がありますし、9合目の避難小屋に宿泊するため、隊長とサブリーダーが背負って行く荷物もまたそれなりにあります



日頃、山岳ガイドやツアーリーダー(添乗員)、サブリーダーがどんな装備を持って登山ツアーに出ているか簡単に記してみましょう



今回の隊長担当の荷物

(写って無いもの有り)



鍋×3
ガス
コンロ
キッチンペーパー
コッヘル
シェラカップ
お玉等の調理器具と、



食材として
ラーメン
レトルトごはん
レトルトカレー
ゼリー
コーヒー
紅茶
お茶
ワカメスープ等各12人分！

水6リットル



今回は主に食材担当です

他に救急品
ツエルト
スリング
地図コンパス
防水携帯電話
無線機
ザイル
ダクトテープ
非常食
デジカメ等のガイド装備。

カッパ
ヘッドランプ
ランタン
トイレットペーパー・ウエットティッシュ
ゴミ袋
自分のごはん
行動食等々
まだまだありますが書ききれません



当然お客さんの為の荷物が主体の為、自分個人の持ち物は必要最小限になります！

隊長はタバコとコーヒーがあればなんとかなります(笑)



もうひとりサブリーダーは万一の事態の装備品として
救助用ザイル
ツエルト(避難用簡易テント)
スリング
救急品等安全装備、

他に食器12人分
ガス
コンロ
鍋
水6リットル
後は個人装備



大雪山系など縦走登山の場合は更にテントもプラスになります！



おおかたの登山ツアーではだいたいこれくらいの装備品で出掛けて行きます。



1日目はクソ重たいですが、2日目は食糧や水が減るので軽くなって嬉しい。。



山中での炊事は晴れていれば楽しいものですが、雨の中ではシャレになりません



明日の羊蹄山の天気は怪しげです

北海道最高峰｢旭岳｣登山

最高峰と聞くと、さぞや大変な登山という印象を持たれるかも知れません





実際は半分まではロープウェイなるものを利用してスイスイ進んでしまいます。

ついでだから山頂まで延ばしてしまえばいいのに！

ってなると登山者の楽しみが奪われてしまいますな





登山ルートは往復4時間かからない程度の初級コース



写メだとなんだかえらく小さい山に見えてしまいます

実際はけっこう高いのですよ！



今年の週末登山ツアーはことごとく強風とガスにやられてます



山頂


お客さんは日本各地から集まった10名ですが、
体感温度が5度くらいだったにもかかわらずハイテンションな人ばかり

旭岳に登れたことを楽しんでおられました。

隊長もガイド添乗のやりがいがあります　



帰りぎわは少し晴れ間が


麓の雪渓では台湾人とおぼしき旅行者がはしゃいでおりました

たぶん初めて｢雪｣を感じたのでしょう



高山植物が爆咲きする山ですがシーズンまだ早し



エゾコザクラ

隊長がいちばん好きな花。。



本当は辺り一面咲き乱れてましたが一輪だけアップにしてみました。



足の早いお客さんばかりで、あっという間に旭岳登山終了



明日は羊蹄山に登る為、ニセコまで大移動してきました