先日、小説家ポールオースターが亡くなりました
昔から大ファンで、書籍化されているものはほぼ読んでいると思います
彼の作品には破滅型の人物がでてくることが多々あるのですが、孤独や矛盾をかかえながら上手く生きられないなりに日常を過ごす姿に親しみを感じて、読むたびに落ち込み気味の私を慰めたり励ましたりしてくれました
。。本当に寂しい
もう新作が読めないことは残念ですが、いくつもの素敵な作品に出会えたことに感謝したいです
翻訳版がまだ出ていないタイトル「4321」は、柴田元幸さん訳で今年中に発売されるとのことなので楽しみに待とうと思います
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昨日、手元にあったムーンパレスを久しぶりに読み返してみたのですが、気がつけば朝まで読みふけってしまった
冒頭の一行目から引き込まれた小説はこれが最初だったかもしれない
たくさんの物語をありがとうございました
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朝をむかえ、ふらふらと近くの森を散策したら初夏の香りがした
なんてことのない風景だったのですが、とても気持ちが穏やかになりました