映画「トップガン マーヴェリック」
2022年 アメリカ 131分
<監督>
ジョセフ・コシンスキー
<キャスト>
トム・クルーズ、
ヴァル・キルマー、
マイルズ・テラー
グレン・パウエル、
ルイス・ブルマン、
エド・ハリス
その他アーカイブ映像で
メグ・ライアン、
アンソニー・エドワーズ、
ケリー・マクギリス
<内容>
トム・クルーズを一躍スターダムに押し上げた1986年公開の世界的ヒット作「トップガン」の続編。
アメリカ海軍のエリートパイロット養成学校トップガンに、伝説のパイロット、マーヴェリックが教官として帰ってきた。空の厳しさと美しさを誰よりも知る彼は、守ることの難しさと戦うことの厳しさを教えるが、訓練生たちはそんな彼の型破りな指導に戸惑い反発する。
その中には、かつてマーヴェリックとの訓練飛行中に命を落とした相棒グースの息子ルースターの姿もあった。
ルースターはマーヴェリックを恨み、彼と対峙するが……。
主人公マーヴェリックをクルーズが再び演じ、「セッション」のマイルズ・テラー、
「ビューティフル・マインド」のジェニファー・コネリー、「アポロ13」のエド・ハリスが共演。さらに前作でマーヴェリックのライバル、アイスマンを演じたバル・キルマーも再出演する。「オブリビオン」のジョセフ・コジンスキーが監督を務め、「ミッション:インポッシブル」シリーズの監督や「ユージュアル・サスペクツ」の脚本家として知られるクリストファー・マッカリーが脚本に参加。(映画COM)
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当初この作品はスルーしようかと思っておりましたが、世間の評判があまりにも良いので、その誘惑に負けてしまい6月18日鑑賞してきました。
公開から少し経過しておりますが、いまだに人気のよう。せっかくなのでIMAXで鑑賞しようかと思っていたら、そちらはほぼ満員に近い状態で諦め通常上映にしました。
もう皆さんレヴューをあげていますから、私はの感想は一言二言にしておきます。
いやぁ~~ベタのベタ、ヒーローはやっぱりヒーローで、結果全てオーライ、トムクルーズのためのトムクルーズの映画作品でしたね。
オープニングから、これまた観客の心をわしづかみ、あの音楽そして大空へ飛び立つ爆音、迫力ありました。
そしてドックファイトは、過去作品を完全に凌駕したアクロバティックな空中戦の数々。
これは確かにIMAXの破壊力上等でしょうね。
今回は前列から7列目くらいの位置で鑑賞。いつもは後方待機の私ですが、覚悟を決め前進した甲斐あって通常上映でも迫力を感じました。
やはりこの映画を見るならば、ぜひ映画館へ!小さい画面ではこの迫力は半減してしまうことでしょう。
というように、迫力満載の映画でした。
さてと、持ち上げはここまで!
ここからはあくまでも個人的意見ですので、この作品で感動した方はスルーしてくださいね。
まぁ、私の感想などどうでもいい事なのですが。
内容は深く考えず、突っ込みどころ満載、これはこれでいいのだ!でしょうがねぇ。
絶体絶命の時にそんなに簡単に助けがきますか、敵の飛行場でそんなに簡単にジェット機奪えちゃいますか。
あの映画「大脱走」のワンシーンを思い浮かべてしまいました。収容所から脱走したアメリカ空軍のヘンドリーと、視力が低下してしまったイギリス士官コリンの2名。
彼らがドイツ空軍の練習機を奪うシーンでは、敵に見つかるな、早く~早く~のハラハラドキドキだったんですよぉ!
なぁにぃ~!
奪っちまったか!!
男は黙って大空へ!
とにかく離陸し大空へ飛び立つまで、手に汗握る思いでした。
それに比べるとまったくドキドキ感、緊張感ががないままに奪ってしまったのです。
空中戦の途中では、マーヴェリックが撃ち落されて、発見されずそのまま伝説になって終わりかと思ったりしたのですが、そんな簡単にやられたりはしなかったですね。
ドックファイトの迫力は確かに素晴らしかったです。
ただ、ストーリーは予想通りのベタ内容で、あまりにも深堀できていなく、あっさりとしていてコクや深見の余韻を感じず、替え玉はもちろん麺大盛りにしなくてもいいかなという感じでした。
世間では満点連発している高評価のようですが・・・。
5点満点中3,5
(画像すべてお借りしました)