映画「北斗の拳」実写版 | ほくとの気ままなブログ

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映画「北斗の拳」実写版

 

1995年 日本アメリカ合作 92分

 

<監督>

トニー・ランデル

<キャスト>

ケンシロウゲイリー・ダニエルズ、

シンコウスタス・マンデラ、

ユリア鷲尾いさ子、

リュウケンマルコム・マクダウエル、

バットダンテ・バスコ、

リンナロナヘレン

 

(内容)

南斗聖拳の達人・シンによって、父にして北斗神拳のマスターであるリュウケンを殺されたばかりか、最愛の人・ユリアを攫われてしまったケンシロウは、一人絶望の荒野をさまよっていた。

 

同じ頃、シンが統治するサザンクロスの町から派遣されたクロスマンと呼ばれる軍隊が、パラダイスバレーの人々を苦しめていた。住民が守る汚染されていない水をめぐって、殺戮を繰り返すクロスマン。今や住民の怒りは頂点に達していた。だが、殆ど武器を持たないパラダイスバレーの人々にとって、彼らに対抗する術は無いにも等しかった。

ところが、そんなパラダイスバレーに住む少年・バットと盲目の少女・リンの前に、ケンシロウが現れる。

ケンシロウはリュウケンに習ったという技でリンの目を治した

ケンシロウの力に驚いたリンは、彼こそがパラダイスバレーを救ってくれる最後の希望であると確信するのであった。リンの頼みでケンシロウをつけることになったバットは、やがて彼が北斗神拳の伝承者として自覚していくのを目の当たりにする。

バットとともにパラダイスバレーに赴いたケンシロウは、そこでクロスマンたちとのバトルを繰り広げ、住民たちを救うことに成功する。

だが、リンを助けようとしたバットがジャッカルによって殺されてしまった。

復讐の怒りに燃えるケンシロウは、リンの体を借りたリュウケンのメッセージを受け、北と南の調和を取り戻すために、シンの待ちうけるサザンクロスの町へと踏み込んで行くのであった。

北斗神拳と南斗聖拳の壮絶な戦いは、北斗神拳のケンシロウに軍配が上がる。

そして、彼はユリアとの再会も果たし、平和な世界再建への思いを熱くするのであった。

(映画.COM)

 

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ギャオにて初鑑賞。

人気アニメの実写版は、まず企画の段階から

「もうすでに、その映画の出来は、おぉぉぉ~わった!」

と、だいたいが駄目だと個人的には思っております。

ですから。この手の物は劇場公開したとしても個人的には観ませんが、今回はなんとギャオにて配信されていたので、怖いもの見たさで鑑賞した次第。

 

原作そしてアニメも全て観ており、北斗の拳を愛するw私ほくととしてはですね、リンちゃんが、この映画ではまさかの盲目という設定にビックリでした。

それじゃ、あの名シーン「ケ~~ン!」はいずこへ状態ですからねぇ(スロットでもケーンによって復活するのですwwわかる人はわかる!)。

 

北斗の拳をご存知ない方は、何をほざいているのかわかりませんよね。

 

ちょっとリンちゃんの「ケーン」について解説しましょう。

 

この物語の初めのほうで、ケンシロウとリンは出会います。

世界は世紀末の、荒くれどもが支配している世の中。

目の前で両親を殺されたリンは、そのショックで失語症になっています。

そのことを聞いたケンシロウは、リンに対して秘孔を突き治療します。

そして

「あとは彼女の心次第だ。心の叫びが言葉を誘う」

 

とケンシロウが話します。

 

 

ある時にモヒカン軍団が村を襲来します。

そしてリンも捕まってしまいます。

 

ケンシロウが彼らに立ち向かおうとしますが、それに気が付いたリンが「ケーン!!来ちゃだめ!」

と声を発します。

「しゃ、しゃべったリンが喋った」

と驚く村人たち。

そしてそのあとはケンシロウの北斗百裂拳

あぁ~たたたたた・・・・・

と敵をせん滅します。

この感動のリンちゃんの重要な叫ぶシーンが、無くなってしまいますからね。

そして映画の中では、目が見えなかったリンちゃんが、ケンシロウが手をかざすとアットいうまに目が見えるようになりますが、感動もその余韻も全くない演出でしたね。

 

 

そうそう、リンちゃんの相棒にもなるバットは、いとも簡単に死んでしまうので、バットも活躍する本来の続きはまったく考えていなかったようですね。

というように、一応は北斗の拳ですが原作とはけっこうことなりますし、「北斗百裂拳」「南斗聖拳」など奥義を期待すると痛い目に遭いますよ。

拳法の部分では、今作品はカンフー映画、空手映画だとみるとそこそこではありますが・・・。。

 

とにかく奥義の技の切れと迫力はないですw。

 

 

ユリア役の鷲尾いさ子さん、確かにお奇麗ですが少々ツンデレぽく見えてしまいました。

母星の人ユリアのイメージではないのですよ。と、思うのは私だけでしょうか?

 

原作の再現度としたらカ~~スですが、世紀末の雰囲気はまぁまぁだしていたとは思います。

ですから、今から26年前の技術でなおかつ低予算でのB級映画としてみると良いかと思ったりもしました。

 

ただ本当は、Z級にも入れたくなるほどひどい作品を期待していたので、その点では見事に裏切られてしまいましたね。

どっちつかずの中途半端ですね。

 

 

けっこう各国で北斗の拳の実写版はあるようなので、実はZ級のお宝もあるかと期待発しているのですがw

 

観なくとも良いとは思いますが、観たい方は自己責任でご覧くださいでしょうかw

(画像すべてお借りしました)

 

5点満点中2.0

 

 

 

(おまけ)

韓国実写版wwwwwww