映画「キングコング:1933年) | ほくとの気ままなブログ

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映画「キングコング:1933年) 

 

 

1933年(昭和8年) アメリカ 100分 

 

<監督>

メリアン・C・クーパー&アーネスト・B・シェードザック

 

<キャスト>

フェイ・レイ、

ブルース・キャボット、

ロバート・アームストロング

 

<内容>

一人の女優をつれて南海の秘境にやってきた映画のロケ隊は、原住民から神と崇められる巨獣コングを目にする。その女優が原住民にさらわれていけにえになろうとするところを、撮影隊が助けだし、コングは捕獲され、ニューヨークへ見世物として連れてこられるが・・・・・。

 

 

 

 

 

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昔観たことがありましたが、ところどころは忘れていました。

80年以上も前の映画ですが、なかなか面白かったですし完成度も高いと思います。

 

キングコングの動きや恐竜の動きは人形アニメーション(ストップモーション・アニメーションの技法:コマ送りの一種)、円谷英二監督が特撮を目指すきっかけにもなった作品だとか。

日本のゴジラなどの着ぐるみを着ての動きとは、けっこう異なります。

ストップモーション・アニメーションは相当手間のかかる作業だったことでしょう。

 

 

 

コングとチラノザウルス、プテラノドン、大蛇、との格闘シーンはなかなかの見ものです。

撮影技術が進歩している今と比較すると、動きが荒いのはしかたがないのですが、当時としては特撮の最新技術をいかしての撮影だった作品です。

 

なかなか迫力あるしコングの動きも、ところどころでは面白い。

死んだかどうかを確認したり、自分の探している人かどうか確認して違うとポイと捨てる噛み殺す、踏みつぶす・・。

ある種残酷でもありますが、どこかコミカルでもありま憎めない感もある。

しかし当時としてはショッキングだったでしょうね。

あのモンスターは実際どこにいるのか?と聞いてきた人もいたそうな。

 

 

 

あの有名なエンパイアー・ステート・ビルのシーン。

コングを打ち落とそうとするために、第一次世界大戦で初めて使われた新兵器の飛行機が登場しています。

なかなかの迫力あるシーンです。

 

 

今観ると荒いところもありますが、大作だったことは間違いないでしょう。

 

しかしコングも人間のエゴの犠牲になってしまったんですよね。

何もなければ森で幸せに暮らしていたのでしょうが。

1度は観ておいて損はない映画だと思います。

 

敬意をこめて

 

5点満点中4.1