映画「カリガリ博士」 | ほくとの気ままなブログ

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花粉症が始まっているわが身><

今回も、引き続きサイレント映画の紹介です。

 

後世のホラー映画に影響を与えた

 

映画「カリガリ博士」(サイレント)映画

 

1920年ドイツ映画 71分 

監督:ローベルト・ヴィーネ 

 

(ストーリー)

ドイツの架空の村で起きる殺人事件の物語。

カリガリ博士は夢遊病患者(眠り男)チェザーレの予言を看板にした見世物をカーニバルに出している。友人アランを連れ、その小屋を覗いたフランシス。

博士がチェザーレはどんな質問にも答えられると口上する。

アランは調子にのって自分がいつまで生きられるかを眠り男に尋ねるが、答えは“明日の朝まで!

本当に彼は翌日には殺されており、フランシスは疑惑究明に乗り出すが……。

さて結末は・・・・・・・・!!!???

 

この映画の題名は昔から知ってはいましたが、なかなか観る機会もなかった映画です。

観ているうちに、この不思議な世界感覚にだんだん引き込まれ、ついつい見入ってしまいました。

 

 

そして最後のどんでん返しおぉ~そういうことだたのかビックリマークビックリマークビックリマーク

なかなか面白かったですねアップ

 

最後のどんでん返しは、今となっては「まぁ、そのパターンあるよね」といった感じですが、当時としてはけっこう斬新だったと思います。

 

ドイツ表現主義の映画の中では、もっとも古く芸術性の評価も高い映画とされています。

 

ドイツ表現主義ってはてなマーク・・

*ドイツ表現主義の作品において、よく扱われるテーマは、生活の矛盾(性的なもの、家族間のものなど)から、革命、戦争、社会の矛盾など、いわば既存の秩序や市民生活に対する反逆を目指したものが多い。ドイツ表現主義においては、伝統的な芸術の様式は破壊され、また自然主義とは正反対の立場をとる。(ウィッキペディア)

 

感情を作品の中で表現するもののようです??

前衛芸術みたいなものですかね。

とにかくこの映画、奇抜でゆがんだセットなどデフォルメされたものばかり

平衡感覚がまったくないのですよ。

 

ホラー映画の要素もあり、、ミステリー的なものもありの内容です。

 

この映画、表現主義といわれる要素がさらにスト-リーとマッチングして、より不気味さを増しているように思われます。

 

その点が、映画史の中で必ず話題になる由来なのでしょうか。

日本語字幕付(六分割の①、興味ある方は、続きを探してご覧ください)