目の前に現れたケンシロウにシンは襲いかかる。
ケンシロウなど自分の敵ではないと。
しかし、シンの突きはケンシロウに完全に見切られてしまう。
シンに七つの傷を刻まれたケンシロウは、様々な人との出逢いにより怒りと哀しみを力に変え、大きく成長していたのである。
シンの前に立っている男は一年前のケンシロウではなかった。
「フフ・・・ケンシロウ もう一度あの地獄へつきおとしてやる!!」
「きさまには一生おれの技を見切ることはできん!!」
「な!!」
シンの高速の突きを見切ったケンシロウ
(「北斗の拳」原作より抜粋)