カサンドラの衛士ライガとフウガの哀しみを見抜き、二人に導かれたケンシロウの前に、カサンドラの獄長ウイグルが立ちはだかる。
ウイグルはケンシロウに恐怖を味わわせると宣言し、得意の鞭術で襲いかかる。
ウイグルの鞭術は「泰山流双条鞭」であり、そのスピードはレイに「人間の目では見切れない」と言わせるほどであった。
どこから飛んでくるともわからない鞭により、ケンシロウは防戦一方であるかに見えた。
「貴様らの希望が絶望にかわってゆくのをゆっくりと楽しむがいい」
「話はそれだけか・・・かかってこい!!」
「くらえっ!!泰山流双条鞭!!」
ウイグルの鞭により左肩の防具を破壊されるケンシロウ
(「北斗の拳」原作より抜粋)