この後被災地の写真が出てきますので、気分が悪くなりそうな方は閲覧をお止めください。
マンホールが飛び出たのではなく、周りの地盤が沈下しているそうです。
海に近いところでは、津波で一階部分が崩壊していました。
我々の作業としては、瓦礫を集積場へ運ぶお手伝いでした。
こういったボランティア活動に参加するのは初めてだったのですが、正直、本当に現地の人が望んでいるのか?と半信半疑でした。
当たり前の生活ができている人間がエゴで来ていると思われないだろうか?
結構不安でした。
実際に現地の人と話してみた結果、そんな不安は一切吹っ飛び、心の底から必要としてくれていることが分かりました。
むしろ、もっともっと人手が必要だそうです。
今回も30人程で1日作業して、片付いたのは庭に置ける程度の瓦礫です。
有事の際のマンパワーって、やっぱり必要なんですね。
それが分かったことで、これまで北摂つばさ高校(野球部)が続けてきてた、東日本大震災のボランティア活動や野球交流って、貴重な活動なんだなと改めて感じました。
コロナの関係で、私はまだ野球交流を経験できていないのですが、来年こそは実現してほしいですね。
(仙台育英高校に野球交流で招待されていた飯田高校の前も通りました)
今回一番不便に思ったのは、トイレの問題です。
それを経験して熟知している人たちが、まずこういった設備を提供してくれているのでしょう。
これは我々にとってもめちゃくちゃ有り難かったです。
他にも、ボランティアのシステムやルール等、実際にやってみないと分からないことがたくさんありました。
野球のプレーでもそうですが、「知らない」より「知っておく」に越したことはありません。
(高校野球指導者)昭和61年会でも被災地に向けて何かできないかと議論されています。
こういう繋がりが広がっていくといいですね。