仕方ないでいいのでしょうか | 慢性骨髄性白血病(CLM)の記録メモ

慢性骨髄性白血病(CLM)の記録メモ

2012年4月に慢性骨髄性白血病と診断されました。副作用で薬を変えるなど紆余曲折を経て、グリベックで2014年8月、分子遺伝学的効果(MMR)を達成しました。なかなかよい結果が出ずにいらっしゃる方々の励みになればと思います。(2014年10月ブログ開設)

 今回も、先日から報道されている臨床検査会社「エスアールエル」によるCMLの検査数値の誤りの問題についてです。

 

 「患者は、主治医を通して相談を」ということが言われています。

 いや、しかし、これは人によってはとてもハードルが高いはずです。人によっては、主治医に言いにくいという人もいるでしょう。これは医師と患者とのコミュニケーションの問題ですが、忙しそうなのに、そんなに主治医が時間を割いて調べて説明してくれるという期待感を、皆が持てないのではないでしょうか。

 

 そして、たとえば、過去には問題があったが、最近や現在の検査方法では大丈夫と医師に言われた場合に、どのように反応したらいいのでしょうか。

 現在がいいからといって、過去の誤りや心労については、仕方ないですということで、済まされてしまっていいのでしょうか。

 患者の側から声をあげて猛抗議してもいいことです。そのくらい重大な問題です。

 医師には、患者の側に立って、一緒に怒ってくれたり、不安に寄り添ってくれる態度がほしいですよね。