個人情報 | アルコール依存症のなれのはて

アルコール依存症のなれのはて

アルコール依存症で何年もまったく交流のなかった独身、一人暮らしの 弟が脳出血で倒れ、高次脳機能障害を発症しました。

母に最初に会いに行った時、夫が駐車していた場所がアパートの住人用の駐車場だったからなのか、私たちが帰ろうとしていた時に、同じ敷地内の一軒家に住む母のアパートの大家さんが出てきました。

 

母が私を娘だと紹介すると、

 

大家さん「お母さんは、娘さんと息子さんがいらっしゃると言ってらしたけれど、『事情があって(交流がない)。。。』とおっしゃってたので、色々と(事情が)おありなんだと思ってたんですよ。」

 

私「今日母には40年ぶりに会ったんです。」

 

大家さん「ええーっ!まぁ、そうなんですか!! 

お母さんは独居老人ということで、市役所からも私に色々と連絡が入ってるんですよ。

まぁ私も高齢で一人暮らしなので、どちらが先になるかわかりませんけどね。。。」

 

私「母に万が一のことがあれば、私が責任を持って全部後始末をします。

その旨市役所にも私から連絡しておきます。

ご心配をおかけして申し訳ありません。」

 

大家さんは明らかにホッとしたようでした。

 

2回目に会った時、私が帰る時に車まで私と一緒に出て来た母は、

 

母「長時間車を停めさせていただいたので、大家さんにご挨拶してくる。」

 

私「なぜ私達が40年間会わなかったか、大家さんに説明したら?

そうじゃないと、大家さんには私たちの関係が理解できないでしょ?」

 

母「それは個人情報だから言わない。」

 

私「ふーん、私は福祉事務所に書類を送った時に、今までの経緯をぜーんぶ書いて書類と一緒に送ったわよ。

あれを読んだら福祉事務所の人も私にあなたの支援をしろとは言わないと思う。」

 

母「。。。」

 

大家さんは、母は「ずい分前にお寺さんと一緒に来た。」と言っていたから、母の信仰する宗教についても知っているのでしょう。

しかし母が家族を捨ててまでその宗教を選んだことは、想像すらできないと思います。

 

 

 

 

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